FL Studio搭載の純正プラグイン人気ランキングTOP5
DAWソフトのFL Studioには、最初から豊富な標準プラグインが搭載されています。しかし、その種類の多さから「どれを使えば良いか分からない」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、公式フォーラムにある「What are your 5 most used native FL Studio Generators?」を参考に、FL Studioユーザーに人気の標準プラグインをランキング形式で紹介します。
5位 3x OSC
FL Studioに標準搭載されている3x OSCは、3つのオシレーターを搭載したシンプルな減算方式シンセサイザーです。各オシレーターは波形、ピッチ、位相、レベル、パンニングを調整可能で、ノコギリ波、矩形波、サイン波、三角波など基本的な波形を生成できます。
多機能というわけではありませんが、サッと音が欲しい時にはつい立ち上げてしまうプラグインの一つです。シンプルな構成ながら幅広い音作りが可能で、初心者から上級者まで活用できる万能なシンセサイザーです。
4位 Harmor
FL Studioに搭載されているHarmorは、3つの異なる音源方式を組み合わせた強力かつ多彩なシンセサイザーです。トライアルバージョンが標準搭載されており、課金することでフル機能を使用することができます。
直感的な操作で複雑な音色も簡単に作り出せるのが魅力です。オシレーター、フィルター、モジュレーションなどの基本的なパラメーターに加え、独自の画像シンセシス機能や豊富なエフェクトも搭載。視覚的に音色を変化させたり、表現力豊かなサウンドを生み出すことができます。
3位 Sampler
FL StudioのSamplerは、オーディオサンプルを読み込んで再生、加工するための強力なツールです。単音のドラムヒットから長いボーカルフレーズまで、様々なサンプルを扱うことができます。オーディオファイルをドラッグ＆ドロップでサンプラーに取り込むだけで簡単にロードできます。
サンプルのピッチやテンポを自由に変更したり、ステレオ化や簡易的なEQやリバーブ、サンプルの特定部分をループ再生したりと色々な編集が可能です。
2位 FLEX
FL Studioに搭載されているFLEXは、減算合成、ウェーブテーブル、マルチサンプル、FM/AMなど多彩なシンセシス方式を搭載しており、プリセットを切り替えるだけで即戦力となるサウンドを得ることができます。
FLEXの最大の特徴は、豊富なプリセットと直感的な操作性です。膨大なプリセットの中から好みのサウンドを選び、マクロコントロールで音色を調整するだけで、簡単にプロクオリティのサウンドを生み出せます。既存のファクトリープリセット以外にもショップから追加の音源を購入することも可能になっています。
1位 Sytrus
FL Studioに純正シンセサイザーであるSytrusは、6オシレーターのFMシンセサイザーです。FM音源特有の金属的で鋭いサウンドを得意とし、リードやパッド、効果音など幅広い音作りに活用できます。各オシレーターには、エンベロープやモジュレーションなどのパラメーターが豊富に用意されており、複雑な音色変化も可能です。
Sytrusの魅力は、その奥深さと多様性にあります。初心者でもプリセットから簡単に音作りを始められますが、各種パラメーターを深く掘り下げていくことで、柔軟なサウンドメイクが可能で、自分だけのオリジナルサウンドを生み出すことができます。
まとめ
FL Studioに標準搭載されているプラグインは、初心者から上級者まで幅広く活用できるものが多く、追加のプラグイン無しでも、高品質な音源の作成が可能となっています。
シンプルな減算方式シンセの「3x OSC」や、多彩な音源方式と直感的な操作性が魅力の「Harmor」、オーディオサンプルを自在に操れる「Sampler」、豊富なプリセットと即戦力サウンドが特徴の「FLEX」、そしてFM音源特有の鋭いサウンドが魅力の「Sytrus」と、それぞれ異なる特徴を持つプラグインが上位を占めています
FL Studioユーザーの方は、これらのプラグインを試してみて、自分の音楽制作スタイルに合ったものを見つけてみてはいかがでしょうか？
以上、「FL Studio搭載の純正プラグイン人気ランキングTOP5」
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