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【2024年最新】ヒット曲に必要な10の要素について考察してみた

2023年3月24日

ヒット曲

【2024年最新】ヒット曲に必要な10の要素について考察してみた

音楽で成功を収めるには、良い曲を作ることが必要不可欠です。

しかし、そのヒット曲がなぜ人気を得るのか、その特徴や要素については明確に把握することができていませんでした。

最近ではデジタルデータ分析技術の進化により、音楽のリスニングデータやストリーミングデータを分析することで、ヒット曲の特徴を探る研究が進められています。

その結果、メロディーやリズム、歌詞などの音楽的な要素だけでなく、SNSやストリーミング配信、リスニング機器の影響力も重要であることが明らかになってきました。

今回は、どのような要素がヒット曲の成功につながるのか、その特徴について詳しく探っていきます。

1. シンプルなメロディー

メロディー

これは昔も現在も変わっておらず、ヒットソングは誰でも口ずさめるようなシンプルなメロディーであることが多いです。複雑なメロディや難解なフレーズは記憶に残りにくく、オーディエンスの心に残りにくいです。

ふとした時につい口ずさんでしまうような、シンプルでキャッチーなメロディーを意識してみましょう。

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2. 共感を呼ぶ歌詞

歌詞

ヒットソングの歌詞は、多くの人々が共感できるような内容であることがほとんどです。実際に起こりえる具体的な出来事や、リアルな感情を描写することで、より人々の共感を得ることができます。

傾向として、成功や喜びといったポジティブな内容よりも、失敗や悲しみのようなネガティブな感情を書いた歌詞の方が強く心に刺さります。

3. 踊りやすい曲

tiktok

踊りやすい曲は、SNSを通じて口コミやシェア等で広まりやすいという特徴があります。また、クラブやフェスなどで多くの人が一緒に踊ることで、一体感を感じることができます。

ダンス動画をメインとした動画プラットフォームも多いので、簡単な振り付けを付けてからリリースするというアーティストも多いです。

音楽クリエイターの為のSNS戦略

4. キャッチーなサビ

キャッチーなサビ

ヒットソングの条件として、一度聴くと忘れられないようなキャッチーなサビが必要不可欠です。

サビの中に、耳に残るメロディーや歌詞、リズムといったパンチライン的な要素があれば、多くの人の記憶に留まることができます。

最近では切り抜きとして曲の一部分だけが出回ることも多いので、曲の中に「フック」となるような刺激的な要素があれば強みになります。

5. コード進行

コード進行

一概には言えませんが、過去のヒット曲を分析することで、ヒット曲に共通するコード進行の傾向がわかっています。

例えば、Ⅰ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅳというコード進行は、数多くのヒット曲で使用されています。このコード進行は、一般的に明るくポジティブな印象を与えるため、人々に親しまれやすく、耳に残りやすいとされています。

その他にも、Ⅳ→Ⅲ→Ⅵ→Ⅰ(Just The Two of Us進行)は、2022~2023年の多くの邦楽ヒット曲で使用されていることがわかっています。

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6. 独自のスタイルを持つ

独自のスタイルを持つことで、他のアーティストと差別化することができます。現在は、音楽に限らずコンテンツの消費が激しく、似たような作品を作っているアーティストがたくさん存在しています。

アーティスト自身の人間性や、バックグラウンド、コンテンツの作り方で独自のスタイルを打ち出すアーティストは、その独自の世界観で他のアーティストと差別化することができ、ヒットを獲得することに成功しています。

7. ターゲットを絞る

ターゲットを絞る

ヒット曲の条件として、万人に刺さる曲よりも、特定の人に向けた曲のほうが人気を獲得しやすい傾向にあります。

ターゲットを明確にすることで、その人たちの興味や悩み、希望に沿った曲を作ることができます。ターゲットを絞り込み、自分の曲が誰にとって価値があるものなのかを明確にすることで、楽曲コンセプトに合わせたアプローチを取ることができます。

8. アレンジを工夫する

アレンジ

ヒットソングの多くは、ジャンルに合わせて単純なアレンジだけではなく、工夫されたアレンジが多く存在します。

邦楽では、複雑なコード進行や転調、使用する楽器も多くなる傾向があります。一方で、洋楽では同じコード進行をループさせて、使用楽器もシンプルな構成が多い印象です。

楽曲に合わせて最適なアレンジメントが必要となります。

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9. 低音重視のサウンド

低音

最近のヒットソングの多くは、エレクトロニックダンスミュージック(EDM)やヒップホップ、R&Bなど、低音を強調するスタイルの音楽が多くなってきています。

低音重視のサウンドになってきた要因として、配信環境の改善、リスニング機器の進歩によって再生品質が向上したことで、低音部分もよりクリアに聴こえるようになったこともあります。

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10. コラボレーションをする

コラボレーション

ヒットソングを生み出すためには、アーティスト同士やプロデューサーとのコラボレーションが重要です。特に人気アーティスト同士の作品であれば、単独でリリースするよりもヒットする可能性が大きく向上します。

プロデューサーとコラボする場合は、作曲アイディアやアレンジ、録音技術などの専門的な知識を活かし、アーティストのアイディアをプロデューサーと共有し、より良い曲を作り上げることができます。

まとめ

ヒットソングを作るためには、シンプルなメロディ、共感を呼ぶ歌詞、キャッチーなフック、独自のスタイル、大衆的な要素、覚えやすいコーラス、ターゲットの絞り込み、工夫されたアレンジ、プロデューサーとのコラボレーション、そして継続的な努力が必要です。

これらの10の要素を取り入れながら、自分自身の曲を磨いていけば、いつかヒットソングを書くことができるようになるかもしれません。

以上、「【2024年最新】ヒット曲に必要な10の要素について考察してみた」でした。


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