GUITAR

【2024年最新】迷ったらコレ!コスパ重視のエレキギター用シールドケーブルおすすめ5選

guitar cable

【2024年最新】迷ったらコレ!コスパ重視のエレキギター用シールドケーブルおすすめ5選

エレキギターで使うシールドケーブルを購入する時に、まだそこまでこだわりが無かったり、細かい音の違いが分からない方は最初の一本は低価格で高品質な製品を入手したい!と考える人もいるはずです。

特にこれからギターを始めるギタリストにとって、色んな音楽メーカーから様々なギターケーブルが販売されていて「最初はどれを選べばいいかわからない…」と悩んでいる方も多いかと思います。

知っておきたいシールドに関する基礎知識

シールドを選ぶ際に「高級で良いギターシールドを使えば音が良くなる!」と思っている方もいるかと思いますが、 音は良くなることはありません。→ギターシールドで音は変わるけども、音声品質が向上しているのかは分からない

電気信号の伝達は基本的に"引き算"になるので「良いシールドを使えば音質劣化が最小限に留められる」という考え方が正解です。

例えば、ギター本来の音を100とした場合に「性能が95」のシールドを2本使ってアンプに伝達したとき

90の音質がアンプのスピーカーから出力されます。

これを仮に予算が無いからとの理由で、エフェクターのパッチケーブルに安物の「性能が50」のシールドを1本使用すると

音質が一気に40まで落ちてしまいます。※実際はここまで極端では無いですが、基本的には引き算です。

特にコンパクトエフェクターを大量に並べている場合、ギターからアンプまで繋がっているすべてのシールド(パッチケーブルを含む)を高級なものにするにはかなりの出費となります。

シールドだけに高価な投資をするよりも、ギターやアンプの基礎性能を上げることも同じくらい音質向上において重要です。なので、予算が限られている場合はシールドにはなるべくコスパの良い製品を使って、劣化を防ぎつつアンプまで繋ぐことが大切なのです。

ギターケーブルの選び方

ギターケーブルを選ぶときに考慮すべき内容としては主に以下の4つです。

  • 音質
    ギターケーブルによってサウンド特性が変化します。各モデルによって違いがあり、シャキシャキとした高音が出やすいケーブルがあれば、ズンズンと響く中低音に強いケーブルもあります。モデルや型番ごとにサウンド特性が決められているので、演奏する音楽に合ったケーブルを選択することが重要となります。
  • 長さ
    自宅での使用がほとんどの場合は、3~5m程度のギターケーブルを使うのがおすすめです。ギターシールドが長ければ長いほど"ハイ落ち"するので、できるだけ短い製品を使用することで、音質劣化を最小限に防ぐことができます。
  • プラグの形状
    ギターケーブルのプラグ(差し込み部分)には、大きく分けて「ストレートプラグ」「L字プラグ」の2種類があります。ストレートプラグは、名称が示す通りストレートな形状を採用しているのが特徴。L字プラグはL字の角度になっているので、レスポールやテレキャスターのようにギター側面にプラグ差込口を備えている場合に便利です。
  • 耐久性
    ギターケーブルは消耗品なので、耐久性も考慮する要素の一つとなります。持ち運びが多かったり、ライブ使用する場合には、なるべく耐久性に優れた製品を選ぶことで長期的にみればコストパフォーマンスが良くなります。反対に自宅でのみ使用する場合は、それほど耐久性を気にする必要がないので、選択の幅が広がります。

それでは、ここからコスパ重視のおすすめシールドをご紹介します。

CANARE G03


CANARE G03は、ギター用シールドケーブルの業界スタンダードとして人気があります。カナレ電気株式会社が製造するプロフェッショナル向けの楽器用シールドケーブルで、高品質で信頼性が高く、多くのミュージシャンや音響エンジニアに愛用されています。

コスパ面で考えると、市場でこれを超えるギターシールドを探すのは難しいでしょう。価格、音質、耐久性に非常に優れていることもあり、ギター以外にも、ベース、キーボードなどの電子楽器とアンプやエフェクターを接続するために広く使用されています。


MOGAMI 2524

MOGAMI 2524は、コストパフォーマンスに優れるシールドケーブルです。モガミ電線株式会社が製造する、世界中で高い評価を得ている楽器用ケーブルとして人気で、プロのミュージシャンからアマチュアまで、幅広く愛用されています。

OFC(無酸素銅)を使用のハイインピーダンス伝送用ケーブル。癖の無いクリアな音が特徴で、パッチケーブルとしても最適なケーブルです。国内よりもアメリカやヨーロッパで特に人気がある印象。


Providence LE501


Providenceでは、こちらのSilver Link LEシリーズが一番リーズナブルなシールドになっています。上位機種であるLG401の基本構造を踏襲したNVW2 OFCコンダクターを採用することで、クリアで自然な音質を実現しています。

低価格帯のシールドにしては非常にノイズが少なく、柔軟性と耐久性に優れたPVCシースを採用し、長年の使用にも耐えられます。ストラトやテレキャスとの相性はバツグンです。


Fender Professional Series

Professional Series Instrument Cableは、ギターのトップブランドの一つ「Fender」による厳格な基準に従って製造されており、さまざまなサイズ、カラーのオプションが用意されていて、コストパフォーマンスにも優れたケーブルです。

見た目は値段以上に高級感があり、特別に配合されたPVCケースで包まれているので、ねじれが生じにくく、演奏中やバッグの中で絡まることが少ないです。また、ケーブル内部は95%OFCスパイラルシールドにより不要なノイズを低減し、ギターの信号を透過的に伝送します。


BELDEN #9395


BELDENは、ギターシールドとして、多くのギタリストに使われている定番ケーブルです。型番によりサウンド傾向が異なり、好みに合わせて選びやすいのも嬉しいです。

#9395は、ロック向けのシールドで、低音はスッキリしていて、ギターの一番おいしい周波数帯域がグイっと持ち上がり、音の輪郭や存在感が増します。中音域の抜けの良さが魅力で、プロアマ問わず多くのギタリストに使用されています。

さらにメタル寄りのローミッドのボトムを強調したい方は、#8412の型番をオススメします。


CAJ / Custom Audio Japan


数々のアーティストのサウンドシステムを構築する際に使用されてきたCustom Audio Japan。このCAJケーブルは、非常にシンプルな作りになっており、原音に忠実でギター本来の持つサウンドの再現性が高いのが特徴です。

出音はプレゼンス(超高音)が持ち上がり気味で「アタック感」「音の立ち上がり」が非常に優れています。シールドによる音質変化を最小限に抑えることができるので、足元のコンパクトエフェクターでサウンドメイクしている方にもオススメです。


VOX ギターシールド


見た目が特徴的なVOX製のシールド。他の製品と比べるとややチープな印象を受けますが、「Amazonの楽器カテゴリー売上ランキング1位」を獲得したこともある非常にコストパフォーマンスの高いシールドです。


純度99.99%のOFC銅を使用した伝導体、ノイズ干渉を低減する2重シールド構造、さらに調整されたストランデッド伝導体が使用されています。クラシックなロックを得意とするので、カッティング奏法やジャズ&ブルース向けです。


まとめ

コスパ重視のエレキギター用シールドケーブルをご紹介しました。

  • CANARE G03
  • MOGAMI 2524
  • Providence LE501
  • Fender Professional Series
  • BELDEN #9395
  • CAJ / Custom Audio Japan
  • VOX ギターシールド

最近では、低価格で高品質なギターケーブルも市場に多く出回るようになってきました。カラー、長さ、プラグ形状を選べるメーカーも多いので、自分の演奏環境と合ったコスパの良いギターケーブルを導入してみてはいかがでしょうか。

ギターの本来の音質を劣化させない為にも、コスパの高いシールドで劣化を最小限に防ぎつつアンプまで繋ぐのが音質向上のコツです。それぞれパッチケーブルも販売してるメーカーもあるので、ググってみてくださいね!

以上、「【2024年最新】迷ったらコレ!コスパ重視のエレキギター用シールドケーブルおすすめ5選」でした。



高品質ギターシールドケーブルおすすめ5選【ハイエンドモデル】

【どれを買えばいい?】エレキギターシールドケーブルの定番製品おすすめ5選

※本サイトには、アフィリエイトリンクまたはプロモーション記事が含まれている場合があります。

人気記事

1

人気VSTプラグインソフトおすすめ12選【DTM】 これからDTMを使った作曲を始める方に向けて、人気のあるおすすめプラグインソフトをご紹介します。海外の最大手プラグイン販売サイト「Plugin Bo ...

2

EDMの作り方【DAWを使った打ち込み方法】 DAWを使ったEDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)の制作は、シンセサイザーのようなソフトウェアの操作、各種エフェクト関連、ミキシングテクニック等、覚 ...

3

ヒップホップビートの作り方【Beat Making】 世界の音楽シーンはHiphop一色となっており、最近では国内のHiphopシーンでも海外プロデューサーのType Beatを使用した楽曲が目立つよ ...

4

はじめてのギターエフェクター【最初に揃えるべきはコレ!】 エレキギターを購入した後に必要になるのが、ギターのサウンドを変化させる為の「エフェクター」と呼ばれる機材。ギターの音作りにおいて必須の機材では ...

5

オリジナル楽曲をサブスク配信する方法【Spotify、Apple Music】 何日もかけて完成した自分のオリジナル楽曲を、できるなら世界中の人に向けて発信してみたいと思いませんか?一昔前は個人が全国 ...

-GUITAR
-,

Copyright© TRIVISION STUDIO , 2024 All Rights Reserved.