【初心者向け】簡単に作曲ができる3つの方法
ゼロから作曲を始める方にとって、「そもそも作曲はどのようにして始めるのか?」という部分が分からなくて困っている方も多いと思います。
基本的にはリズムを作って、コードを組み立てて、メロディーを書くとい作業なのですが、実際に作曲家やアーティストは、どのようにしてそれらの要素を音楽として生み出しているのか?
そこで今回は多くの音楽クリエイターが実践している、簡単な3つの作曲方法についてお話します。
1. 鼻歌で作曲する
「え?鼻歌って作曲なの?」と思う方もいるかもしれませんが、いまだに多くのプロアーティストが実際に採用している立派な作曲方法です。
デジタル主流な現代において、かなりアナログな作曲方法ではありますが、最も直感的、感覚的に音楽を生み出せる方法で、自由度の高い作曲が可能です。
基本的には空いた時間や移動中、ベッドの中などのいつでも好きな時間に舞い降りてきた作曲アイディアをスマホの録音アプリ等を使って録り溜めていきます。
気分次第で思いがけないような最高のアイディアが舞い降りてくることがあったり、自分の歌いやすいメロディーラインを無理なく作ることができるので、これから始める作曲初心者の方にもオススメです。
リスナーにとって鼻歌まじりに自然と口ずさんでしまうような楽曲がヒットソングを作るうえでは非常に重要です。そういった意味ではバズを生み出しやすい作曲方法でもあります。
ただし、鼻歌のみで作っていると、楽曲制作を重ねていくうちに自分好みの似たような楽曲が多く出来上がってしまうこともあるので、普段からからたくさん音楽に触れることで、常に感性を磨く努力は必要あるといえます。
2. 楽器を使って作曲する
ピアノやギターなどの楽器を使って作曲をするアーティストも非常に多いです。
楽器を練習する時間は必要ですが、作曲に必要な最低限の音楽知識が自然と身に付くので、ワンランク上の楽曲制作が可能となります。
作曲力が身に付く楽器は様々ありますが、個人的にはコードとメロディーが同時に弾きやすい「ピアノ」が一番効果的だと思います。
色んなコード進行とメロディーを組み合わせながら作っていけるので、非常にスピーディーで面白いアイディアをたくさん生みだすことができます。
しかし、適当に弾いていてもそれなりにメロディーが出来上がってしまうので、高低差の激しいメロディーや、それぞれの楽器で演奏しやすいようにアレンジしてしまいがちなので、実際に人が歌うことを想定して作ることを意識することは忘れないようにしましょう。
楽器が上達してくるにつれて、理論が先行してしまったり、テクニカルなアレンジになってしまうことも多いので、常にボーカルがいることを意識して、主役を邪魔しないようなシンプルなアレンジを心がけると良いです。
「楽器+鼻歌」の合わせ技を使いながら作曲を進めていくと、キャッチーで耳に残りやすい曲になるのでオススメです。
3. DAW(作曲ソフト)を使う
現在、もっとも主流な作曲方法でDAW(作曲ソフト)を使って作曲することの5つのメリットでもお話しましたが、作曲において非常にメリットが多いです。
DAWを使用することで制作中の変更と修正を簡単に行うことができるようになり、MIDIでノートを打ち込んでいればキーの変更やテンポの変更も数クリックで完了するので、実験的に歌声にマッチするまで何度もトラックに修正を加えることができます。
最近だとテクノロジーの発達で、AIを利用した作曲支援ソフトや自動ミキシング機能を備えたソフトも多くリリースされているので、これらを利用しない手はないです。
さらに、MIDIキーボードを繋いで、DAW内でピアノの音源ソフトを立ち上げれば楽器の練習も可能なので出来ないことは無いといっても過言ではないです。
非常に便利なDAWによる作曲ですが、慣れるまではDAWの操作を覚えるのが大変だったり、出来ることが多すぎるので感覚的に楽曲制作を進めたい方にとっては、サウンドやアレンジの選択肢が多くなりすぎて、逆に制作スピードが落ちることもありえます。
とはいえ、最近だと無料でもかなり優秀なDAWも多いので、まずは試しにダウンロードしてみて一度触ってみるのもアリです。
→【無料】フリー作曲ソフト(DAW)おすすめ 5選【DTM】
まとめ
簡単に作曲ができる3つの方法についてお話しました。
- 鼻歌で作曲する
- 楽器を使って作曲する
- DAW(作曲ソフト)を使う
これから始めて作曲に挑戦する方には少しハードルは高いかもしれないですが、最終的にはDAWを使った作曲が最も効率的かつハイクオリティな楽曲制作が可能になるかと思います。
はじめのうちは一つに絞らず、なるべく複数の作曲方法を組み合わせてみて、自分に合った作曲方法を模索するのもいいもしれません。
以上、「【初心者向け】簡単に作曲ができる3つの方法」でした。