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iPhoneの音質を劇的に向上させる8つの方法

2021年8月8日

iphone 音質向上

iPhoneの音質を劇的に向上させる8つの方法

iPhoneの登場は多くの人の音楽体験を改善し、音楽リスニングの方法を新しいものに変えました。

YouTubeやApple Music、Spotifyなどの音楽ストリーミングサービスにアクセスできるようになり、 どこにいても大量の音楽を持ち運ぶことができるようになったことで、現在の音楽鑑賞の利便性は向上しました。

多くの人がリスニング機器としてスマートフォンを使用している今、高価なスピーカーやアンプを使うよりも、iPhoneを始めとするスマホ機器の音質向上方法を知ることの重要性は高いです。

そこで今回は、iPhoneの音質を劇的に向上させる方法についてご紹介。

1. スピーカーを掃除する

iPhoneにはスピーカーが内蔵されていますが、長期間使用していると汚れが蓄積してきます。汚れが蓄積していると、スピーカーから出る音質が徐々に低下してしまいます。

シンプルな方法ですが、iPhone内蔵のスピーカーを掃除して綺麗にすることで音のこもりが無くなり、クリアな音質になります。

まずはiPhoneの音が出ている場所を確認しましょう。

特に充電部分横のメインスピーカーはカバーを付けていると埃が溜まりやすいので、定期的に掃除をして綺麗な状態をキープしましょう。

2. 純正イヤホンを使用する

iPhoneを購入すると付いてくるイヤホンですが、ただの付属品と思っている方も多いのではないでしょうか?

この付属の「EarPods」実はめちゃくちゃ音質が良いことでネット上でも評判が良く、個人的にも1万円以下のイヤホンを購入するぐらいなら純正のイヤホンを使った方が良いんじゃないかと思うほど、素晴らしい音質だと思います。

低音の鳴りが非常に良く、長時間つけていてもストレスを感じない程耳にフィットするので、リスニング環境を大幅に向上させることができます。

3. イコライザーで音質を調整する

イコライザー

iPhone純正のミュージックアプリには「iTunes」で使用できるイコライザーと呼ばれる音質を調整するツールが搭載されています。

「設定→ミュージック→イコライザー」から設定可能で、ジャンルや目当ての音質に合わせたプリセットがいくつか備わっているので、好みに合わせて音質調整ができます。


特に一番上の「Bass Booster」は低音再生能力の低い安価なリスニング機器を使用している場合に役立つので、おすすめです。

※iTunesでのおすすめの設定方法はこちら
イコライザー完全ガイド | ジャンルごとの最適な音質設定【リスニング用】
イコライザーを使って重低音にする為のおすすめ設定【リスニング用】


4. 音量レベルを正規化する

音量自動調整

iPhoneには音量のノーマライゼーション機能が付いており、これは連続して音楽を視聴する場合でも音量が均一になるように自動調整してくれる機能のことです。

ストリーミングサービス側にもこの機能は備わっているので最近はあまりないですが、少し前までは「急に音量が大きくなってびっくりした」「突然音量が小さくなって自分で音量調整が必要」といった場面が多くありました。

らに、人は大きい音は良い音と感じ、小さい音は音が悪いと感じる性質を持っています。

楽曲ごとにこういった「音量差」を感じてしまうだけでも、音質低下を感じてしまう原因となってしまうこともあるので、リスニングにおいて音量を均一に保つということは大切です。


5. ストリーミングを高音質に

設定のオーディオの項目の中にストリーミング音質を変更できる項目があります。

AAC 256kbpsに設定しておくことで、Apple Music等で高音質でのストリーミング再生が可能になるので、リスニング品質を上げたい場合は設定が「高音質」になっているか確認しましょう。

※常に最高品質で音楽をストリーミングできますが、モバイルデータ通信量が増えるのと、曲の再生が始まるまでに時間がかかることがあります。


6. ヘッドホン調整

iOSの「ヘッドホン調整」機能を使用することで、Apple AirPodsやその他のBeatsヘッドフォンのオーディオ品質をカスタマイズできます。

該当の機器を装着することで、好みに合わせた音質を選択することで自分に合ったサウンドに調節することができます。

また、3つのバランス

  • バランスの取れたトーン
  • 音声の音域
  • 明るさ

から調節することも可能で、ソフトなサウンドにするためのコントロールも備わっています。

7. アプリを使って音質を向上させる

ubio

スマホには音質を向上させるアプリが多数存在します。

ハイレゾ音楽プレイヤー、イコライザー、ブースター等、これらの機能が搭載されたアプリを使うことで、スピーカーから出す音質を向上させることができます。

ハイレゾ音源は音楽用CDなどのデジタル音源よりも高解像度で再生することができ、よりきめ細やかなサウンドを実現し、リアルな音響空間を忠実に再現することができます。

8. ポータブルヘッドホンアンプ導入する

ポータブルヘッドホンアンプ

音質が向上するのなら多少の予算を割いてもいい、という方におすすめなのが「ポータブルヘッドホンアンプ」を使用することです。

ポータブルヘッドホンアンプはスマートフォンやオーディオ機器などの外部入力からのオーディオ信号を加工し、それをより高音質なものに変換する機能を持っている為、簡単にスマホや音楽プレイヤーの音質を向上させることができます。

スマホの内蔵アンプの出力音量を上げても、出力が不十分であったり、ノイズが発生しやすかったりする場合がありますが、ポータブルヘッドホンアンプを使用することで、より高い音質を保つことができます。


まとめ

iPhoneの音質を劇的に向上させる5つの方法についてご紹介しました。

  1. スピーカーを掃除する
  2. 純正イヤホンを使用する
  3. イコライザーで音質を調整する
  4. 音量レベルを正規化する
  5. ストリーミングを高音質に
  6. ヘッドホン調整
  7. アプリを使って音質を向上させる
  8. ポータブルヘッドホンアンプ導入する

すべて無料で簡単にできる項目なので、iPhoneで音楽を聴くことが多い方は是非取り入れてみてください。

さらに高音質で楽しみたい場合には高価なヘッドホンやスピーカー等の機材を導入したり、ハイファイ音源を取り扱っているストリーミングサービスを利用してみるのもありです。

より良いミュージックライフを♪以上、「iPhoneの音質を劇的に向上させる6つの方法」でした。


【iPhone】スマホ録音の音質を向上させる5つのテクニック

イヤホンやヘッドホンのエージング効果とやり方について


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