AppleがiPadのためのLogic Proをリリースします
Appleは、macOS上で動作するDAWソフト「Logic Pro」をiPadでも利用可能にすることを発表しました。外出先でも簡単に曲作り、ビートメイク、レコーディングなどを行うためのツールとして利用することができます。
さらに、ビデオ編集アプリである「Final Cut Pro」もiPadで利用できるようになりました。動作要件として、Logic ProはA12 Bionicチップを搭載したモデル以降でのみ利用でき、Final Cut ProはM1チップを搭載したモデル以降と互換性があります。
Logic ProはiPad向けに最適化されており、ピンチでのズームやスワイプでのスクロールなどのマルチタッチジェスチャを使用することができるように調整されました。これにより、ユーザーはより直感的にアプリを操作することができ、音楽制作をより簡単に行うことができるようになります。
ユーザーはiPad内蔵のスピーカーで直接Logic Proに録音することもできます。さらに、改良されたアプリでは、新しいサウンドブラウザが提供され、フィルターを使用して目当てのサウンドを素早く探索することも可能です。
iPad向けのFinal Cut ProとLogic Proを導入できることを大変喜んでいます。これにより、クリエイターは新たな方法で創造性を発揮できるようになります。iPadの携帯性、パフォーマンス、タッチファーストインターフェースに最適化された強力で直感的なツールセットを備えたFinal Cut ProとLogic Proは、究極のモバイルスタジオを実現します。
Apple’s Worldwide Product Marketing. Bob Borchers
さらに、クリエイターは「Apple Pencil」を使用して詳細なトラックオートメーションを編集したり描画したりすることができます。また、「Smart Keyboard Folio」や「Magic Keyboard」を接続してキーコマンドを利用して制作をスピードアップすることも可能です。
Logic ProのiPad版には、通常のMacやMacBookで使用されるロジックアプリケーションと同様の機能を備えたフル機能のミキサーが用意されており、さまざまなビートやプロのサウンドミキシングのオプションが提供されています。
Logic Pro アプリはラウンドトリップ機能をサポートしており、MacとiPad間でプロジェクトを移動させることもできます。
発売日 | 5月24日 |
利用プラン | 月額700円、または年間7,000円(1ヶ月の無料トライアル付き) |
公式サイト | https://www.apple.com/jp/logic-pro-for-ipad/ |
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