SiM - KiLiNG ME ギターの音作りについて
まず使用機材はこちらです。
・ギター
SCHECTER Black Jack ATX C-1 FR
・ピックアップ
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) > AHB-1b Blackouts
・エフェクター
Line 6 >Helix LT(アンプシミュレーター)
を使用しています。
Helix内で音作りしているのでそちらを詳しく紹介していきます。
Helix LT
アンプシミュレーターの設定
低音を効かしたエッジのあるサウンドが特徴的です。
メインリフを意識して、歪ませすぎず歯切れの良いセッティングを目指します。
まずアンプモデルなのですが
・アンプヘッド
Cali Rectifier > MESA/Boogie Dual Rectifier
・キャビネット
4×12 Cali V30 > 4×12 MESA/Boogie 4FB V30
こちらを使用しております。
プリアンプ設定
・Drive > 4.0
・Bass > 4.0
・Mid > 5.0
・Treble > 5.0
・Presence > 3.5
歪ませすぎず、歯切れのいいサウンドにします。
MESA/Boogieアンプは低音がかなり出るアンプなので、スカスカにならない程度に低音を若干削り、Sagを上げてサウンドを引き締めると原音のニュアンスに近づきます。
キャビネット設定
・マイク
30 Dynamic > Heli Sound PR30
・Distance > 1.0
マイクの距離です。
各種エフェクター
今回使用したエフェクト類を順に紹介します。
・Hard Gate
・Parametric EQ
・Compressor
・Booster
・ノイズゲート
Hard Gate > Line 6 Original
・Open Threshold > -65.0db
・Close Threshold > -65.0db
ノイズゲートはギターの入力信号が一定の値を下回ると音が切れるエフェクトです。
ミュートしたときに歯切れよくなるポイントを探して設定するのですが、入力信号の大きさによって設定する値が変わるので-65.0dbはあくまで参考程度でお願いします。
強くかけすぎるとサスティンや、アタックに影響がでるので注意です。
・イコライザー
Parametric EQ > Line 6 Original
・Low Freq >200Hz
・Low Q > 1.0
・Low Gain > -1.5db
・Mid Freq >700Hz
・Mid Q > 2.0
・Mid Gain > +2.0db
・High Freq > 4.0kHz
・High Q > 1
・High Gain > +3.5db
・Low Cut > 80Hz
サビ前のブリッジミュートの刻み部分でモコモコする部分をカットして、全体のエッジを強調するために4kHzをブーストします。
・コンプレッサー
・Deluxe Comp > Line 6 Original
・Threshold > -40.0db
・Ratio > 4:1
・Attack > 100ms
・Release > 200ms
ブリッジミュートの刻みやオクターブ奏法等、色んな奏法を使う楽曲なのでボリュームがある程度一定になるようにうっすら潰します。
ディストーションかけてる場合は潰れすぎないように気を付けます。
コンプも入力信号によって値は変わってくるので参考程度に。
・ブースター
Kinky Boost > Xotic EP Booster
・Gain > 0
・Boost > On
・Bright > On
アンプの前に挟んでブースターとして使用しています。
サウンドメイクに関しては以上です。