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AKAI MPD218を購入したのでレビューします【MIDI PADコントローラー】

akai mpd 218

AKAI MPD218を購入したのでレビューします【MIDI PADコントローラー】


普段ビートメイクをしているのですが、「ビートを奏でたい」という衝動に駆られたのでAKAI MPD218を購入しました。

購入して6時間ほどイジりまわしてみたので、今現在の率直な感想をレビューします。


AKAI MPD218を購入した理由


まず購入理由なのですが、YouTubeでよくある「MIDIパッドを使ったビート演奏」をしてみたいと思ったからです。

そこまで本格的に始めようとおもった訳でもなく、かなり衝動的な動機だったので、主に手軽さとシンプルさを重視してMIDI Padを探し始めます。

ネットで「MIDI Pad おすすめ」で調べてMPD218の紹介が多かったのと、デザイン性、Amazonでの価格の安さが決め手となり、その日のうちに購入。翌日には手元にある状態でした。


箱から出してすぐ使える

mpd218


箱に入っているのは

  • 本体
  • USBケーブル
  • 説明書

のみです。

電源やセットアップがいらず、本体とPCをケーブルで繋げばすぐに使える状態になるので、この手軽さは嬉しかったですね。

Windows / Mac / iOSデバイスでの使用が可能です。(iOSの場合、変換のApple Camera Connection Kitが必要になります)

あとDAW(作曲ソフト)を所持していない方でも、Ableton Live Liteが付属しているのでご安心ください。


操作性とタッチ感が良い

AKAI MPD 218


しばらくポコポコとパッドを叩いてみたり、つまみをぐりぐりイジってみました。
昔よくゲームセンターでやっていたビートマニアを思い出します。


価格の割には非常にしっかりとした作りだと感じました。
デザイン、PADとノブの配置、ノブとパッドの操作感も良好です。

6つのノブと3バンク機能が搭載されていて、パッドも4×4の大きめのボタンなのでタップミスはまず起こらないです。

バックライトも備わっているので、ライブ現場のような薄暗い場所での操作でも特に問題なさそうです。

あと、「FULL LEVEL」ボタンをオンにすると、弱いタッチでもベロシティ最大のサウンドが出せるので、これも個人的には嬉しい機能です。


PAD割り振りが少し難しい


さっそくUSBで接続してFL Studio環境で使ってみました。

MPD218はMIDIコントローラーなので、本体からは音は出ません。

正確にはDAW内で鳴っている音をMPD218で操作するので、音をパッドやノブに割り振っていく作業が必要になります。


FL Studioの場合は「FPC」という付属プラグインを使ってPADに使いたい音をアサインしていきます。

他のDAWでは試していないので、すべてに言えることではないですが、音の割り振りに関しては正直、初心者の方にとってはハードルが少し高めだと思いました。

MPD218自体は知識がなくても使えますが、サウンドをPADに割り当てていく作業でつまずく方も多くいらっしゃるのではないかなと・・・

これはパッド側の問題というよりも、アサインする為のプラグインの使い方を理解していないといけないというのが原因です。


実際には

  • キック
  • スネア
  • ハイハット
  • ピアノコード(C・G・Am・F)
  • ストリングスコード(C・G・Am・F)

を自分で作ってFPC経由でアサインしていきましたが、サウンド素材を作る作業に多くの時間を使いました。

プリセット音源を使えばすぐ音はでますが、自分の音やパッドの配置をカスタマイズするにはそれなりに知識が必要となります。


複雑な操作には向いていない


音を割り振って実際に演奏してみると、パッドの叩き方が悪いのか、たまに2回連続で反応してしまうときがあります。

特に複雑なフレーズを複数の指を使って演奏するときに、スネアを一発ポン!っと叩いたつもりが「スタタン!」と2回連続で鳴ることがよくあります。

BPM140の8分音符のハイハットの刻みとかの連続タップになってくると、かなりの頻度でこの現象が起こるので1発叩くとハイハットが1小節分鳴るようにしたりして、操作をシンプルにしています。

FPC 割り当て


YouTubeを見てると、複雑なビートもしっかりと演奏できている方もいるので、操作に慣れれば解消されることなのかもしれませんが、今のところは少し不満に感じている部分でもあります。


AKAI MPD218まとめ


MIDI Padの使用用途として、ビートメイクに使ったり、フィンガードラミングをしたりと様々だとは思いますが、MIDI Padコントローラーの入門機としては非常にオススメな製品です。

これからもしばらくは遊べそうな製品なので、フィンガードラミングの練習をしようと思っています。

僕のように初心者の方は、まずはMPD218で初めて見て、さらに複雑な機能や操作が欲しくなればグレードアップするぐらいの感じでも、十分満足できると思います。


以上、「AKAI MPD218を購入したのでレビューします【MIDI PADコントローラー】」でした。


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