※当サイトのコンテンツには、プロモーションを含む場合があります。

BAND

バンドリハーサルでやっておくべき5つのこと

2021年1月4日

バンド練習


バンドリハーサルでやっておくべき5つのこと

どうも、マコトです。(@makoto_LTH

最終的なバンドの実力はレコーディングされた音源ではなく、ワンテイクで進行するライブ演奏によって判断されます。

ライブ中にオーディエンスを常に楽しませ続けるには、演奏技術、全体の音作り、パフォーマンスの華やかさ、ライブ演出など、多くの要素が必要で、これらすべてはリハーサルスタジオで練習可能です。

バンド練習でやるべき5つのこと

スタジオ内では本番さながらの空気感を作り出し、バンドの問題を見つけ出して、常に修正と改善を繰り返し続けることでバンドは成長します。

そこで今回はバンド全体の音質強化にフォーカスして、バンド練習でやっておくべき5つのことについて解説します。

1. 音量バランスを調整する

音量バランス


楽器(バッキングトラック)の音量バランスを正しくとることはバンドアンサンブルにおいて非常に重要です。

一般的なミックスマスタリング作業でも、各楽器の音量バランスを正しくとることが最終的な音源の仕上がりに大きく影響します。

正しく音量バランスをとってバンド内の各楽器の音を聴けるようにすることで、音質が向上することはもちろん、演奏の問題点が見つかりやすくなり、改善に役立ちます。

自分の声や音を一番に聴きたいと思うかもしれませんが、バンドはチームプレイであり、ソロ活動ではないことを忘れないようにしましょう。

なるべく一人が指揮をとる

スタジオ内では自分の楽器が大きく聴こえてしまったり、立ち位置によって聴こえ方が大きく変化するので、なるべく誰か一人が代表して(一般的にはボーカル)音量バランスを聴き取って指示を出すのがいいでしょう。

はじめのうちは音量について何回も指示を出すのは相手を否定するようで難しいことかもしれませんが、メンバー全員がバンドサウンドメイクについて理解していることと、早いうちに問題点を言い合える関係値を築くことはバンドにとっては重要です。

2. 音質を整える

音質を整える


バンド全体の音質は各楽器の演奏スタイルやエフェクトなどのあらゆる要素に影響されますが、特に使用している機器とその設定が最終的な出音に大きく反映されます。

音質が優れているほど、プレイヤーやオーディエンスは曲内のさまざまな要素をすべて聴き取ることができるようになります。

実際のライブ現場ではPA(パブリックアドレス)がバンドの全体的な外音の音質を決定し、もちろんPAシステムはライブハウスごとに異なるため、リハーサル中のサウンドチェックは非常に重要です。

とはいえPA側もなるべくバンド本来のサウンドをくみ取り、再現しようとしますが、あまりにバラバラな音量バランスであったり、意図がよめない音質だと難しいです。

オーディオ品質に優れた耳を持っているメンバーがスタジオリハーサルの段階で、バンドが再現したいサウンドを把握し、バンドの音質について意見を述べることができるようにしておく必要があります。

3. リズムにこだわる


演奏力に関していえば様々な要素がありますが、リズムのずれたグルーヴ感を感じられない演奏が一番オーディエンスは「実力不足なバンド」だと感じるでしょう。

バンド演奏ではさまざまな楽器が鳴っていますが、バンドとしての演奏力を向上させたいのなら、すべてが同じタイム感を持ち、1つのユニットのように聴こえる必要があります。

もちろんこれは簡単なことではありませんが、メンバー全員がリズムに対してシビアな感覚を持ち、演奏中は常にリズム楽器を聴くことを心がけるようにすることです。

バンドのリズム練習としては、メトロノームを使った練習をおすすめします。
※メトロノームを所持していなくても、Googleで「メトロノーム」で検索すればすぐに利用できます。

メトロノーム


4. チューニングに気を付ける


リズムの次に違和感を覚えるのがピッチのずれた演奏ではないでしょうか?

いうまでもなく、ギターやベースのピッチがずれているとボーカリストにも影響することなので、常にチューニングを意識する癖をつけておきます。

歪ませたギターやベースの低音はピッチのずれが分かりにくくなるので、なるべく曲間などでいつでもチューナーを起動できる状態にしておいて、ライブ中でもすぐに確認できる状態にしておきましょう。


5. 全体練習をする

バンド練習

スタジオリハーサルは、バンド全体を客観的に聴くことができる絶好のチャンスです。

個々に自分の楽器演奏を練習することもできますが、バンドの全体練習では、演奏中にバンドがどのように聴こえるか、オープニングからエンディングまでライブの流れをリハーサルすることに集中するべきです。

実際のライブではアドレナリンが出ており、リハーサルスタジオのときに比べて間違えに気付けなかったり、無意識のうちに演奏が走りがちです。

普段の練習から本番さながらにテンションを上げて、しっかり全体の流れを録音録画して、練習中と本番中のギャップを埋める練習を積み重ねることで、ライブ中もバンド全体を客観視できる冷静さを持つことができます。

まとめ


バンドリハーサルでやっておくべき5つのことについてお話しました。

  1. 音量バランスを調整する
  2. 音質を整える
  3. リズムにこだわる
  4. チューニングに気を付ける
  5. 全体練習をする

上記5つのことを意識してリハーサルに臨むことで、バンドの間違いに気付けたり、ワンランク上のライブパフォーマンスを発揮できるようになるので、是非取り入れてみてください。

以上、「バンドリハーサルでやっておくべき5つのこと」でした。


ライブリハーサルでギタリストがやりがちな5つの間違い

バンドにおけるピアノ、キーボードアレンジの方法【バンドアンサンブル】

人気記事

1

人気VSTプラグインソフトおすすめ12選【DTM】 これからDTMを使った作曲を始める方に向けて、人気のあるおすすめプラグインソフトをご紹介します。海外の最大手プラグイン販売サイト「Plugin Bo ...

2

EDMの作り方【DAWを使った打ち込み方法】 DAWを使ったEDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)の制作は、シンセサイザーのようなソフトウェアの操作、各種エフェクト関連、ミキシングテクニック等、覚 ...

3

ヒップホップビートの作り方【Beat Making】 世界の音楽シーンはHiphop一色となっており、最近では国内のHiphopシーンでも海外プロデューサーのType Beatを使用した楽曲が目立つよ ...

4

はじめてのギターエフェクター【最初に揃えるべきはコレ!】 エレキギターを購入した後に必要になるのが、ギターのサウンドを変化させる為の「エフェクター」と呼ばれる機材。ギターの音作りにおいて必須の機材では ...

5

オリジナル楽曲をサブスク配信する方法【Spotify、Apple Music】 何日もかけて完成した自分のオリジナル楽曲を、できるなら世界中の人に向けて発信してみたいと思いませんか?一昔前は個人が全国 ...

-BAND
-,

Copyright© TRIVISION STUDIO , 2024 All Rights Reserved.