エレキギターの特徴と5つのメリット【楽器をはじめたい人向け】
これから楽器を始めようと思っている方や、ギターを弾きたいけど「アコースティックギター」と「エレキギター」のどっちにしようか悩んでいるという方も多いかと思います。
楽器選びは演奏したい音楽ジャンルや演奏環境によって変化しますが、楽器ごとに得意な演奏方法や音色の特徴もあるので、最初に知っておくと楽器選びに役立ちます。
今回はエレキギターに焦点を当てて、エレキギターの特徴と5つのメリットについてご紹介します。
1. 多彩な音色
エレキギターは楽器の中でもトップクラスの音色の多さを持っています。
アンプやエフェクターと呼ばれる機材で音色を変えたり、ライン入力を介して簡単にコンピューターに取り込むこともできるので、アンプシミュレーターのようなデジタルツールとの相性も抜群です。
キラキラしたクリーンな音色から激しいロックサウンドはもちろん、アコースティックギターの音色をシミュレートしたり、ピアノ、シンセサイザーといった他の楽器の音に変換することもできます。
音色が多いことは幅広い音楽ジャンルに対応できるということなので、音楽的にも有利です。
2. コードとメロディーを同時に鳴らせる
コードとメロディーのどちらも演奏できることができるのはギターの大きなメリットの一つです。
世の中にたくさん楽器はありますが、伴奏である「コード」と旋律の「メロディー」を同時に鳴らせる楽器は限られています。
コードとメロディーを奏でることの音楽的メリットは大きく、作曲面においても非常に有利なので、将来的に音楽制作を考えている方は考慮すべき要素の一つです。
さらに、リズムギターというパートがあるように、カッティング奏法、ブリッジミュート奏法といったパーカッシブな演奏を使えばリズムを担当することもできます。
3. 音量の幅が広い
エレキギターは深夜の自宅練習から、フェスのような爆音まで幅広いボリュームレンジを持った楽器です。
ヘッドホンを挿せるアンプを使えば、夜でも近隣への騒音を気にせずに練習することが可能で、反対にアンプのボリュームを上げていけばライブハウスにも対応できるほどの大音量を鳴らすことも簡単です。
エレキギターに限らず、電子楽器全般は非常に幅広いボリュームレンジを持っているので、環境に合わせた最適な音量に合わせることができます。
4. 持ち運びが便利
エレキギターはギターケースに入れて持ち運びができるので、スタジオ練習、ストリートやライブ公演に出向くのも簡単です。
さらに、最近はいくつもの楽器機材をデジタル再現したシミュレーター技術の進化で、巨大なシステムを組まなくてもプロフェッショナルなサウンドを鳴らすことができるようになりました。
どこでも気軽に持ち運びができて、高品質なサウンドを鳴らすことができるのはエレキギターの大きなメリットの一つです。
5. 表現力が豊か
左手のチョーキング、ビブラートと右手のダイナミクスコントロールを使うことで表現力豊かな演奏が可能です。
上手いギタリストに対して「ギターが歌っているようだ」と表現することもあるように、しゃくりやフォール、ビブラートのような微妙な音程感を駆使したテクニックも使うことで、多彩な表現が可能になります。
また、弦を弾く強さを変えることで、音量感による抑揚もつけやすいことから、盛り上がりを表現するダイナミックな演奏もできます。
まとめ
エレキギターの特徴と5つのメリットについてご紹介しました。
- 多彩な音色
- コードとメロディーを同時に鳴らせる
- 音量の幅が広い
- 持ち運びが便利
- 表現力が豊か
エレキギターはアナログ楽器にも関わらずデジタル機器との相性がよく、PCに取り込むことも比較的簡単なので、レコーディングやDAWを使って音楽制作にも最適です。
アンプに繋いだときの生の質感と、シミュレーターを使ったデジタルの利便性の両方を兼ね備えた万能な楽器といえます。
もちろん、冒頭にもお話したように演奏したい音楽ジャンルや演奏環境によって変化するので、今回の内容を参考にして、自分に合った楽器を選んでみてください。
以上、「エレキギターの特徴と5つのメリット【楽器をはじめたい人向け】」でした。
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