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バンドのスタジオ練習 : 全体の音を良くする為に効果的な5つの要素

バンド練習

バンドのスタジオ練習 : 全体の音を良くする為に効果的な5つの要素

バンドのスタジオ練習において、スタジオ内の音質を良くすることはすごく重要です。

練習時から良い音を鳴らすようにしておくことで、練習の質が向上し、本番でのライブパフォーマンスをより魅力的なものにすることができます。

スタジオ内の環境を良くすることで、各楽器やボーカルのクリアさ、音量バランス、奥行きを向上させ、楽曲の表現力を最大限に引き出します。また、バンドメンバー同士のコミュニケーションを高めることで、アンサンブルの精度を上げる役割も果たします。

今回は実際にバンド練習で役立った、音質向上の為に効果的なテクニックをいくつかご紹介します。

1. 音量はアコースティック楽器に合わせる

ドラム

スタジオ内のサウンドを環境をよくするには、各楽器の音量バランスの調整が欠かせません。

実際に音量バランスを調節するときには、生ドラム等のアコースティック楽器を基準として音量調節することで、全体のバランスが取りやすくなるのでおすすめです。

基本的に、電子楽器ではボリュームノブやフェーダーを調節するだけで音量の上げ下げが簡単に行えますが、アコースティック楽器は自然の共鳴や音の振動を活かして音を出すため、電子楽器とは異なり自由に音量を調節することが難しいです。

アコースティック楽器の音量が他の楽器に比べて突出していたり、極端に下がっていると、全体のバランスが崩れ、演奏に支障がでる可能性があるので注意しましょう。

2. 音作りはボーカルの立ち位置で

エレキギターやベース、キーボード等の音量・音質を調節する際には、なるべくボーカリストの立ち位置で確認しながら調節するようにしてみましょう。

スタジオ

音の聴こえ方はスタジオ内のどの場所にいるかによって大きく変化します。特にギターアンプは音が直線的に飛ぶので、自分の場所だと気持ちよく聴こえていても、他の場所では聴こえ方がまったく違います。

スタジオ内のサウンドのバランスを取る際には、ボーカリストが歌いやすいようにボーカリストの場所にたって調節するのがベストです。

バンドリハーサルでやっておくべき5つのこと

3. アンプ、モニターの向きを変えてみる

音量のバランスを変更するときに、ボリュームコントロールで調節する前に、アンプの向きやモニターの向きを変えてみることで、すんなりと解決することもよくあります。

アンプなどは部屋の隅に置かれていることが多いので、常設のポジションだとスタジオ内にうまく音が行きわたらないことがあります。

スタジオ

上記のようにアンプの角度をほんの少し角度を変えるだけでも、スタジオ内に上手く行きわたるようになるので、ボリュームを上げるよりも効果的です。

4. シンバルミュートを導入する

一般的な練習スタジオの6~12畳くらいのサイズの部屋では、ドラムシンバル系のエネルギーが強すぎて、ボーカルやリードギターに大きく干渉してしまいます。

シンバルミュートを付けることで金物系の音量のみを下げることができるので、非常にスッキリとしたサウンドになるのでおすすめです。

シンバル系の音量を下げることで、ボーカルやギターの抜けが良くなるのが実感できると思います。

カバータイプだと音量が下がり過ぎる場合は、ジェルタイプだと付ける場所や個数で音量感をコントロールできるのでおすすめです。


5. スペクトラムアナライザーを使う

スペクトラムアナライザー

スペクトラムアナライザーは、音響や電子信号の周波数分布を視覚的に表示するためのソフトウェアのことを指します。

耳で聴いて音を判断するのが難しい場合は、スペクトラムアナライザーを使うことで、リアルタイムで楽器の周波数スペクトルを確認することが可能なので、スタジオ内の音響バランスを確認する為に役立ちます。

最近だとスマホアプリで利用することもできるので、手軽に楽器の出力されている音を確認したり、部屋全体の鳴り具合を確認するのにもおすすめです。

まとめ

バンドのスタジオ練習において、音質向上のために重要な要素をいくつか挙げてみました。

適切な音量バランスの確保、ボーカリストを優先した調整、アンプの向きの微調整、シンバルミュートの使用、スペクトラムアナライザーの活用などが、スタジオ内のサウンドを向上させ、バンドの演奏をよりクリアでバランスの取れたものにするのに効果的です。

これらの要素を組み合わせて練習を行うことで、スタジオ練習の質が向上し、本番のパフォーマンスにも繋げることができます。

以上、「バンドのスタジオ練習 : 全体の音を良くする為に効果的な5つの要素」でした。


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