FL Studio 20.7 最新アップデート情報
FL Studioがバージョン20.7へのアップデートを行いました。
もちろん今回のアップデートも無料です。
主なアップデート内容
- MIDIスクリプト
- ビジュアライザーの追加
- ノートエンベロープ
- カラーの改善
- FLEXのジェネラルMIDIファイルインポート
- PDCオートメーション
- 「New Time」オーディオワーピング機能
- 「Distructor」のコーラスにモノ・ワイドの追加
- FL Studio Mobileとのクラウドを利用したファイル共有
- デフォルトテンプレートに「リミッター付きベーシック808」
- アドバンスドフィルツール
- 起動速度の向上
MIDIスクリプト、ミュージックビデオメーカー向けの新しいビデオコンテンツ、ノートエンベロープ、新しいオーディオタイムワーピングなど、より強力な新機能を追加します。
MIDIスクリプト
今回のアップデートの中でも重要な機能の一つです。
任意のMIDIコントローラーにFL Studioの動作を細かくカスタマイズできるようになりました。
ビジュアライザーの追加
「ZGameEditor Visualizer」のプラグインに多くのビデオサンプルが追加されました。
YouTube、Twitter、InstagramやFacebook用の横長形式から縦型形式まで、すべての一般的なアスペクト比でミュージックビデオを作成可能です。
現在ビジュアライザーコンテスト「Visualizer Contest x Share in $5000 IL VCash!」が行われていますので、詳細はこちらの公式フォーラムよりご覧ください。
ノートエンベロープ
プラグイン「Patcher」を使用している場合VFX Envelopeが使用できます。
ノートごとにピッチ、ベロシティ、パンやXYパッドのパラメーターをコントロールすることができるのでより多彩な音作りが可能となります。
カラーの改善
FL Studio全体のカラー指定がグレードアップしました。
ピアノロールのノートの色も変更できるようになりました。
FLEXのジェネラルMIDIファイルインポート
GM Midiは1991年に制定された規格で、メーカーや機種ごとに違う音色マップ、コントロールチェンジや同時発声数なども指定できるMIDI規格です。
FLEXに「General Midi Library」が追加され、GM形式のMIDIファイルをFLEXに読み込むことができるようになりました。
その他の細かな機能追加
PDCオートメーション
レイテンシーが発生するエフェクトを使用している場合にオートメーションがずれる問題を解消。
「New Time」オーディオワーピング機能
プラグイン「New Time」にトランジェントでの検出機能が追加。
「Distructor」のコーラスにモノ・ワイドの追加
エフェクト「Distructor」のコーラスに新たにWideとMonoが追加。
FL Studio Mobileとのクラウドを利用したファイル共有
スマホ用の「FL Studio Mobile」とファイル共有するためのCloud Backup機能の更新。
デフォルトテンプレートに「リミッター付きベーシック808」
デフォルトテンプレートにリミッター付きベーシック808が追加されました。
アドバンスドフィルツール
選択したシーケンスの長さが現在のパターンよりも短い場合、自動的にループして空白を埋めてくれます。
起動速度の向上
DAWの起動速度が向上しました。
もともと驚くほどの起動スピードだったFL Studioがさらに速くなって、思い立ってすぐに制作に入れるのは嬉しいです。
以上、FL Studio 20.7 最新アップデート情報でした。