Ibanez RG421 HPAHを購入したのでレビューします
先日Ibanez RG421 HPAHを購入したので使用感を含めてレビューしたいと思います。
購入した理由
15年ぐらい「Gibson Lespaul Standard」を使用していたのですが、モダンなプログレメタルのトーンを再現するのに限界を感じていたので新しく購入しました。
はじめは最新の「Ibanez Quest」シリーズを狙っていましたが、色々調べているうちにデザイン性の良さでRG421が目にとまり、仕様的にも問題なさそうだったのでこちらにしました。
あまり国内では出回ってないモデルだったみたいで、見つけた瞬間に衝動的にポチっていました(笑)
手に取ってみた第一印象
写真の通りで現物で見てもめちゃくちゃカッコ良かったです。
ほぼ黒に近い紺色で、うっすらと入った木目がおしゃれで、金色のパーツとも相性抜群です。
手に取って最初にチューニングをしたのですが、シンプルに「最近のギターはここまでチューニングが安定するのか!」と驚きました。
レスポールの時はペグを回し始めてしばらくしてから「ガクン」とピッチが動き出す感じだったのですが、RG421はペグをひねった分だけ正確にピッチが動くし、一度チューニングするとしばらく弾いても全然ズレないのが良かったです。
いや、それ当たり前だよ!って思う方もいるかもしれませんが、古いタイプのギターからの乗り換えだったので衝撃でした。
あとレスポールよりも軽い。
ジャンボフレット
はじめてのジャンボフレットだったので少し心配でしたが、演奏感としてはまったく変わらなかったです。
チョーキング時に少しざらつく感触があったので気になって調べたのですが、新品のフレット特有の感触で、使い込んでいけばフレットの表面がつるつるして馴染むみたいです。
あとは24フレットまでしっかりが音が出ます。これもレスポールからの乗り換えというのも大きいとは思いますが、ハイフレットがとにかく弾きやすすぎて感動します。
サウンド
サウンドに関しては好みもあるとは思いますが、個人的には大満足しています。
激しく歪ませてもコードの分離感を感じれるし、歪ませたときの2~4kHzの耳に刺さる嫌な高音が抑えられています。
ピックアップには「DiMarzio Fusion Edge」が搭載されているのですが、ゴリゴリメタル特化というよりかは割と上品だなといった印象で、クリーンからハイゲインまで対応できる万能さを感じました。
低音がキュっと締まるので、ブリッジミュートのタイトな刻みも気持ちよかったです。
コイルタップ機能
RG421はコイルタップのよるシングルコイルへの切り替えも可能です。
単純に使える音色が増えるというのは嬉しいですが、シングルに切り替えたときに思ったよりもこもって聴こえるな。といった印象を受けました。
シングルコイル未経験なので比較はできないですが、YouTube等で聴いていたシングルコイルのサウンドとは全く違う音色です。
コイルタップはこういったものなのかもしれませんが、ストラト系のきらびやかなリードトーンが手に入るのかと思ったらそうでもなかったです。
とはいえ、購入時からハムバッカーしか使わない予定だったので個人的には問題無しです。
まとめ
求めていたサウンドを再現することができたので、個人的にかなり満足しています。
レスポールに比べてプレイアビリティもかなり向上して、練習にも身が入り、弾いていて気持ち良いです。
今後のメインギターとして使用することになりそうですが、Lo-Fi系のトラックやメロウなクリーンサウンドはレスポールの方が心地よいので、上手く使い分けていこうと思います。
以上、Ibanez RG421 HPAHのレビューでした。