IK Multimediaが超小型のアンプ&エフェクターモデリングエフェクター「TONEX One」登場!200種類のプレミアムなトーンモデルを使用可能
IK Multimediaは、アンプ&エフェクトモデリングソフトの「TONEX」ペダルを2023年にリリースし、それ以来トーンライブラリを拡張する多くのアップデートを提供してきました。同社は、AI Machine Modelingによる Tone Modelが利用可能な「TONEX ONE」ミニペダルを発表しました。
TONEX Oneでは、アンプ、ストンプ、キャビネットを含む20種のTONEXプリセットを保存することができ、ライブやスタジオリハーサルで使用する機材だけを保存しておけば、お気に入りのサウンドをポケットに入れて持ち運ぶこともできます。
TONEX ONE
TONEX Oneには、TONEX SEのライセンスが付属しているので、すぐに200種類のプレミアムトーンモデルにアクセス可能で、さらにToneNETにアクセスすると25,000種類を超えるユーザートーンモデルをダウンロードして使用することができます。
小型ながらもTONEX Pedalと同じダイナミクスとレスポンスを持ち、どこにでも持ち運べるサイズ感が大きなメリットの一つとなっています。
読み込んだプリセットは、本体のゲイン/ボリュームと3バンドEQを使用して調整することが可能で、さらにノイズ ゲート、コンプレッション、ステレオ リバーブなどのエフェクトを使用して、現場で最適なサウンドに仕上げることができます。
幅広い環境に対応可能
TONEX Oneのキャビネットモデリングとアンプモデリングは、それぞれ独立して機能させることができるので、実機のアンプから音を出したい時はキャビネットモデルをバイパス設定にして、PRに直接送ったり、FRFRキャビネットに接続するときは、キャビネットモデルを有効にするなど、色んな環境に対応することができます。
また、付属のTONEX SEには「Modeler」機能が備わっており、自分の所有するお気に入りのアンプ、キャビネット、エフェクター等をキャプチャーし、オリジナルトーンモデルを作成することができます。これにより、実機の持ち込みが困難なライブ会場であっても、TONEX Oneにモデルを転送しておけば、いつでも自分のお気に入りのトーンで演奏することができます。
ギター演奏に役立つ便利なオプション
TONEX Oneは、コンパクトなオーディオインターフェイス(USB-C)としても機能します。低レイテンシーモニタリング機能により、TONEX One本体のプリセットを切り替えながら、Mac/Windowsコンューターでギターやベースのレコーディングを行うこともできます。
その他にも、フットスイッチを押すたびにプリセットA/Bを切り替える「デュアルモード」にすれば、バッキングとソロのモード切り替えに使えたり、ブースターやオーバードライブペダルとして使用する場合は、ON/BYPASSを切り替える「ストンプモード」が便利です。
TONEX Oneを複数のモードで並べることで、特定のアンプやエフェクト専用のペダルとして使用することも可能です。
製品詳細
製品 | TONEX One |
価格 | 希望小売価格 33,000円(税込) |
発売日 | 2024年5月下旬発売予定。予約受付中 |
仕様
- 20 種類のカスタマイズ可能なプリセット
- 超低ノイズな 24-bit / 192 kHz コンバーター搭載
- 5 Hz ~ 24 kHz の周波数応答
- 最大 123 dB のダイナミックレンジ
- 24-bit / 44.1 kHz のオーディオ・インターフェイスとしても動作
- メインノブ : VOLUME / GAIN コントロール
- マイクロノブ(3基): BASS / MID / TREBLE / GATE / COMP / REVERB コントロール
- ALT RGB ボタン : マイクロノブの動作切替
- フットスイッチ : A/B デュアルモード、またはクラシックなストンプ ON / BYPASS モード
- 入力端子 : TSモノラル(標準フォーン)
- 出力端子 : TRSステレオ(標準フォーン)、ヘッドフォン端子としても動作
- 電源 : 9V DC、120 mA(センターマイナス)*
*本製品に、電源アダプタは付属していません。対応する市販のものをお使いください。
内容品
- TONEX One 本体
- USB-C to USB-C ケーブル
※TONEX Oneの詳細はIK Multimedia公式サイトをご覧ください。