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個人ミュージシャンが自分で音楽をリリースするまでの流れ【作曲準備編】

2022年3月30日

個人ミュージシャンが自分で音楽をリリースするまでの流れ【作曲準備編】

個人で活動する独立タイプのミュージシャンが自分でゼロから音楽をリリースする為の手順を数回に分けてご紹介します。

作曲をはじめる前の準備

音楽クリエイターにとって作曲に必要な創造力を生み出すことは最も重要な工程ともいえます。クリエイターにとって常に新しいプロジェクトを継続的に作り出すことは、それほど簡単なことではありません。

はじめの数曲は順調にアイディアが湧き出てきますが、何十曲と制作しているうちに作曲のアイディアが湧かなくなり頭を悩ませることは、どんな一流クリエイターでも必ず通る道です。

さらに個人クリエイターは、アイディアを生み出してからも作曲、編曲、ミックス、マスタリング、リリースまでの様々なプロセスを一人で行う必要があるので、アイディアを生み出すことだけに体力を使い切ることがないように、常にモチベーションを保ち続けることが重要になります。

作曲の「きっかけ」を見つける

作曲のきっかけ

頭の中を空っぽの状態にしてDTMをスタートさせたり、何の準備もせずにスタジオセッションをスタートさせて音楽を生み出すことで、新しさ、斬新さ、楽しさを感じることはできますが、日常的に音楽を生み出すことを求められる作曲家にはあまりおすすめできません。

ゼロの状態から完全にオリジナルで新規プロジェクトを開始することは、もちろんアーティストとして素晴らしいことではありますが、作曲に必要な最初の一歩を生み出すことに多くの労力を使ってしまい、この段階で消耗してしまう可能性が高いです。

多くのプロデューサーや作曲家は、まずはリズムパターン、コード進行、メロディーモチーフ等の音楽の基盤となる要素を組み立てたり、既存の曲、またはサンプリング素材といった音楽パーツをもとにインスピレーションを得て、そこから作曲をスタートさせることが多いです。

作曲力を上げる為のリスニング術【音楽を聴いて学ぶ】

音楽のインスピレーションを得る

音楽アイディアは、基本的にはこれまでに聴いたことのある多くの楽曲に関連して、湧き出てくることがほとんどです。

まずは音楽的なアイディアの出発点として既存のプロの楽曲を参考にして、リズム、コード、メロディーの何かしらの要素を頼りに作曲をスタートさせることをおすすめします。

DTM初心者が一曲完成させる為の5つの作曲手順

新規プロジェクトを立ち上げる前に、自分が作成したい楽曲と似たジャンルを聴き込み、リズムパターンや楽曲構成、使用楽器、コード進行パターン、テンポなどあらゆる音楽特性についてメモを取っていきます。

聴いてもらいたい要素を決める

実際に作曲するときには、音楽のどの要素を強調したいかを考えます。

例えばJ-POPのようなボーカルに焦点を合わせた歌モノ系なら、コード進行やメロディーを強調する必要があり、ダンスミュージックではリズム要素を強調する必要があります。

プロジェクトごとに大まかなアイディアと重要な要素を確立したら、どういった要素をリスナーに一番聴いてもらいたいかを考えて選択しましょう。 

重要な要素を絞り込んでおくことで、後のミックス&マスタリングの段階でも非常に有利な音作りが可能になるので、参考にする楽曲をリファレンストラックとして使用することもできます。


プロジェクトテンプレートの作成

作曲テンプレート

今後たくさん作曲をする予定の方は、早い段階でプロジェクトテンプレートの作成をおすすめします。

毎回新規プロジェクトを立ち上げて、お気に入りの楽器や、サウンドサンプル、ミキサーエフェクト等を選択するのは非常に大変な作業です。

プロジェクトをスタートさせる前に、ラフなものでもいいのでDAWの主要なトラック、よく使う楽器、構成、ミキサートラック、よく使うプラグインをあらかじめ作成した状態で保存しておき、大まかな作曲進行の為のガイドラインとして使用します。

もちろんこのガイドラインに固執する必要もないので、いつでもアイディアに合わせて変更可能です。こうすることで毎回空の新規プロジェクトから始めるよりもよりスピーディーで効率的に制作を進めることができます。

サンプルを絞り込む

サンプルパック

現在のトラックメイクではトラックでサンプル音源を使用することも一般的になってきました。

サンプルパックを利用することで大掛かりなスタジオを利用しなくても高品質なピアノコード、ドラムワンショット等の様々な高品質な音源を入手したり、ループ素材を切り刻んでレイヤー化することで新しいフレーズを作成したり、とアイディア次第で色々なことに使用できます。

とはいえ、サンプルパック一つに膨大な量の音源が含まれていることもあり、自分のトラックに最適な音源を見つけるのに多くの時間を奪われがちです。

サンプルパックの中からあらかじめお気に入りのサンプルを厳選してピックアップしておくことで、作業時間を大幅に削減できるメリットもあります。

プラグインエフェクトを選ぶ

サンプル音源と同じように、プラグインソフトもある程度絞り込むことで作業の効率化が可能です。

プラグインといってもデジタル上で楽器を扱えるバーチャルインストゥルメントや音質を整える為の各種エフェクトといった色々な種類があるので、ここでも選択の判断で多くの時間を使ってしまう可能性があります。

始めのうちは色々試行錯誤をして、自分のスタイルやジャンルに合った最適なプラグインを見つけることは重要ですが、良いものが見つかったらプラグインをお気に入り登録しておき、次から選択肢をある程度しぼっておけるようにしておきましょう。

シンセサイザーといった一般的なバーチャルインストゥルメトソフトにもお気に入り登録や、プリセット保存機能が搭載されているので、気に入った音色は必ず保存してサウンドメイクにかかる時間を短縮しましょう。

プリセット保存


まとめ

プロのクリエイターを目指している方であれば、作曲アイディアを得る為のインスピレーション獲得の方法と、制作を効率化させて作曲にかかるコストを削減する為の方法は取り入れておくべきです。

数曲ならいいですが、作曲を重ねるにつれて大きなアドバンテージとなるので、なるべく早い段階で導入しておくことをおすすめします。

また、使用するハードウェアやソフトが多いほど、セットアップの問題が発生する可能性が高くなります。不要なものはなるべくリストに含まないようにして、選択肢を減らすことも大切です。

以上、「個人ミュージシャンが自分で音楽をリリースする方法【作曲準備編】」でした。
次→個人ミュージシャンが自分で音楽をリリースするまでの流れ【作曲アイディア編】


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