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ネオシティポップアーティストおすすめ15選【Japanese, Tokyo】

2020年9月19日

japanese city pop

ネオシティポップアーティストおすすめ15選【Japanese, Tokyo】

日本の80年代に流行したネオシティポップが2010年代に入り、世界中で再び注目を集めました。

今回は世界に影響を与えた1970~1980年代、2010~2020年代の注目を浴びている新旧ジャパニーズシティポップアーティストをご紹介します。

ネオシティポップとは?

ネオシティポップは2010年代頃に発生した日本で流行している音楽。シティポップをリバイバルした、新しい時代のシティポップ(ネオシティポップ)として再構築した音楽の流行とされています。

ネオシティポップは従来の1970年代後半~1980年代に流行したシティポップ的曲調に加えアシッドジャズ、UKソウル(ブリティッシュソウル)、トリップ・ホップ、アブストラクト・ヒップホップ等の要素が加わった音楽です。

リバイバルとしてのシティポップ

リバイバルミュージック

若い世代が過去の楽曲に新鮮さを感じて、再び流行することはよくあることですが、日本のシティポップにおいては少し特殊です。

ジャズ、ファンク、ソウル、ディスコ、等の影響を受けたライトでキャッチーなJ-POPが、現代のポップミュージックにおける新しい日本人のアイデンティティを築き、東京でのナイトライフにおける生き生きとした民俗的な風景を描き続けている背景があります。

80年代の日本のシティポップが各国に配信されるジャパニーズシティポップとしての大きな基盤を築き上げ、そしてそれらが海外のテクノ、ヒップホップ要素が加わり、日本にも再びネオシティポップとして流行を呼んでいます。


まずは、現代のネオシティポップの代表的アーティストをご紹介します。

2010年代~

Vaundy

現代のネオシティポップ界で今一番旬な新生アーティストとして注目されている「Vaundy」

人気楽曲の「踊り子」「東京フラッシュ」はレコードの感触を再現する為に、適度に高音成分を削ったまろやかなサウンドと、ヴィンテージな音色のドラムサンプルを使用することで、ローファイ感が演出された楽曲。

ミュージックビデオには当時を再現した劣化した映像やレコードが映りこみ、どこか懐かしい感覚に包まれる。

Nulbarich


2016年に結成。ギター、キーボード、ベース、ドラムの5ピースバンド。

ブラックミュージックやロックに影響を受けた音楽性が特徴で、2016年10月にリリースしたフルアルバム「Guess Who?」から2年の活動期間で武道館ライブにまでたどり着く。

海外での活動にも力を入れており、中国、韓国、台湾でのフェスにも参加している。


Suchmos


2013年結成の5人組シティロックバンド。

ロック、ソウル、ジャズ、ヒップホップ等、多様性のある音楽が特徴。

2015年7月にリリースした初のスタジオアルバム「THE BAY」がApple Musicの年に1度の特集企画「Apple Music Best of 2015」のベストニューアーティストに選出され、人気に一気に火が付く。


Mega Shinnosuke

2000年生まれのクリエイターで、2019年春に上京して音楽活動を行っているMega Shinnosuke。

2019年6月にリリースしたEP「HONNE」は、独創的なメロディーとリリック、コンテンポラリーやヒップホップ、シューゲイザーまでの幅広い音楽性が詰め込まれている。

レトロな雰囲気の漂うミュージックビデオも要チェック。

SIRUP

ブラックミュージックを基調にして、ジャンルを超えて独創的な音楽を作り出しているSIRUP。アーティストコレクティブSoulflexのボーカリストとしても活動しており、以前はKYOtaro名義で活動していた。

R&B/ソウル、ヒップホップの中にもレトロな雰囲気漂う質感で、どことなく懐かしい感情に駆られる楽曲が特徴的。

メロウな声質と心に突き刺さるリリックとメッセージは一聴の価値あり。

Never Young Beach


2014年結成の4人組バンド。

1970年代の日本語フォークと、2000年代以降の海外のトロピカルなインディーロックを融合したサウンドが特徴的。

5月8日に傑作アルバム「STORY」をリリースし、29日に全国ホールツアー「HALL TOUR 2019 “STORY”」の最終公演を東京・NHKホールにて迎えた。


Yogee New Waves


2013年6月に角舘健悟(Vo, G)と矢澤直紀(B)(2017年1月脱退)を中心として結成。

2014年9月に1st album「PARAISO」をリリースし、年間ベストディスクとして各メディアで多く取り上げられる。

シティポップの枠に収まらない幅広い楽曲性は業界からも高い評価を得ている。


Showmore

根津まなみ(Vo)、井上惇志(Key)の2人によるセンセーショナル・ポップユニット。

ジャズやヒップホップを基盤にした音楽性は多彩な表情を持ち、キャッチーな歌詞と旋律で切ないノスタルジックな雰囲気が特徴。

バンド時代を経て、2017年9月に現体制で再始動。直後にリリースした楽曲「circus」が注目を集める。

LUCKY TAPES


2014年結成の4人組バンド。東京・晴海客船ターミナルの特設ステージにて行われる野外イベント「Booked!」に出演。

バンドでの初ライブとなるものの、パフォーマンスの高さからオーディエンスからは高い評価を得る。

70~80年代のブラックミュージックの要素とポップな甘さを兼ね備えた楽曲が特徴。

TENDRE

河原太朗のソロ・プロジェクト。ベースに加え、ギターや鍵盤、サックスなども演奏するマルチプレイヤーとして活動する。

2017年12⽉にデビューEP『Red Focus』をリリース。同作はタワーレコード“タワレコメン”、HMV“エイチオシ”、iTunes “NEW ARTIST”、スペースシャワーTVミドルローテーション“it”に選ばれるなど、各⽅⾯より⾼い評価を獲得。

Teva、Honda Go、Fender等、様々な企業とのタイアップを獲得し、幅広い層からの支持を得る。


ここからは、70年代後半~80年代の元祖シティポップをご紹介します。

1970年代~

Suger Babe


シティポップの第一人者である山下達郎や大貫妙子らが集まった1970年代の伝説のバンド。

これまでに多くのカバーソングがリリースされているので、聴いたことある方も多いのではないでしょうか?

唯一のアルバム「SONGS」はシティポップの元祖とも言われており、名盤として日本だけでなく世界中で人気を誇っているアーティスト。


小坂忠


小坂 忠は、日本のシンガーソングライター、作曲家、ゴスペルシンガー、牧師。

ソウルフルな歌声に、フォークやR&Bの要素もあり、元祖シティポップというべき作品。

こちら「ほうろう」も海外も非常に高い評価を受けている作品のひとつ。


松原みき


松原みきの1枚目のシングルである「真夜中のドア~Stay With Me」

こちらも海外から高い評価を受けている楽曲で、現在も海外からの再生が多く、乱立されている動画のトータル再生回数は1000万回を超える。

夜の大人の情景が浮かび上がる切ない歌詞に、エレガントなアレンジが光る日本のシティポップの金字塔となる作品。


竹内まりや


竹内まりやの「Plastic Love」もここ数年で海外の若者の間で大ヒット。

動画の再生回数は非公式なものも含めて、全世界で5000万回超え。

ご本人もこの出来事に驚いている様子で「20代だった私が洋楽テイストを目指して作った、この楽曲をまさに洋楽の本場にいる若者たちが今、好んで聞いてくれているというこの事実を、とても素直にうれしいと思っております。」とコメントしている。


山下達郎


日本のシンガーソングライターで、ミュージシャン。竹内まりやの夫。

日本人に馴染みの深い「クリスマス・イブ」や「SPARKLE」といった楽曲も海外ではクラブDJがプレイするほど世界的にも大ヒット。

現在のChill Out, Lo-Fiといった音楽ジャンルではよく使われている「BGM背景にアニメを流す」といった演出の先駆けアーティスト。


まとめ


新旧おすすめシティポップアーティストを15組ご紹介しました。

  • Vaundy
  • Nulbarich
  • Suchmos
  • Mega Shinnosuke
  • SIRUP
  • Never Young Beach
  • Yogee New Waves
  • Showmore
  • LUCKY TAPES
  • TENDRE
  • Suger Babe
  • 小坂忠
  • 松原みき
  • 竹内まりや
  • 山下達郎

日本の古き良き音楽が再び世界中で脚光を浴び、現代の音楽要素を加えて日本の若い世代にもプレイされているのは本当に素晴らしいことだと思います。


以上、シティポップアーティストおすすめ15選【Japanese, Tokyo】でした。


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