GUITAR

RADWIMPS - 君と羊と青 ギターの音作り

2019年10月26日

RADWIMPS - 君と羊と青 ギターの音作りについて

こちらの動画のサウンドをもとに解説していきます。



使用機材はこちら

・ギター
Gibson Lespaul Standard

・ピックアップ
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) >SH-4 JB

・エフェクター
Line 6 >Helix LT(アンプシミュレーター)


を使用しています。

Helix内で音作りしているのでそちらを詳しく紹介していきます。

Helix LTHelix LT

アンプシミュレーターの設定



明るいトーンが印象のギターサウンドです。


低音をしっかりカットし、ハイミッド寄りの音作りにしましょう。




まずアンプモデルなのですが

・アンプヘッド
Divided Duo > ÷13 JRT 9/15

・キャビネット
1×12 Celest 12H > 1×12 ÷13 JRT 9/15 G12 H30

こちらを使用しております。

プリアンプ設定

Drive 1 > 5.0
・Drive 2 > 8.0
アンプ前にブースターをかけますが、プリアンプでもしっかりドライブさせます。

・Tone > 7.0
明るめのトーンにします。
このアンプモデルにはTreble,Mid,Highのつまみは付いていません。

・Presence > 8.0

コードを弾いたときの高音弦の煌びやかさが印象的なので、がっつり出します。


キャビネット設定

・マイク
112 Dynamic > AKG D112

・Distance > 1.0
マイクの距離です。



各種エフェクター


今回使用したエフェクト類を順に紹介します。


・コンプレッサー


Deluxe comp > こちらLine 6 オリジナルのエフェクターです。

・Threshold > -42.0db
スレッショルドは圧縮がかかり始める数値です、ギターの入力信号によって変わってくるのでうっすらで大丈夫です。
・Ratio > 4:1
圧縮比
・Attack > 10ms
圧縮が始まるスピード
リードが主体なのでアタックを潰し気味にしてサスティンを稼ぎます。
・Release > 200ms
圧縮が終わるスピード

EBS ( イービーエス ) / MultiComp(マルチコンプ) Studio EditionEBS ( イービーエス ) / MultiComp(マルチコンプ) Studio Edition



・イコライザー

Parametric EQ > こちらもLine 6 オリジナルのエフェクターを使用しています。

・Low Freq > 200Hz
・Low Q > 2.0
・Low Gain > -3.0db

モコモコした部分を更にバッサリカットします。

・Mid Freq >2.0kHz
・Mid Q > 2
・Mid Gain > +2.0db

ギターのおいしい部分をブーストします。

・High Freq > 6.0kHz
・High Q > 2
・High Gain > +2.5db

ギターの一番高い帯域をブーストします。

・Low Cut > 130Hz
割と高めの所でローカットかけてます。

MXR ( エムエックスアール ) / M108S 10 Band Graphic EQ
MXR ( エムエックスアール ) / M108S 10 Band Graphic EQ

・ディストーション

Scream 808 > Ibanez TS808 Tube Screamer

アンプの前に挟んでブースターとして使用しています。

・Gain > 3.0
808をブースターとして使用する場合は、基本的にはGainゼロで使用します。

・Tone > 6.0

IBANEZ ( アイバニーズ ) / TS808 ギターエフェクター チューブスクリーマーIBANEZ ( アイバニーズ ) / TS808 ギターエフェクター チューブスクリーマー



・ワウ

Teardrop 310 > Dunlop Cry baby Fasel model 310

Wet 20%で常にかけて使用しています。

・Position > 71%
・Mix > 20%

JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / GCB-95 CRYBABY WAH WAHJIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / GCB-95 CRYBABY WAH WAH


・リバーブ

Room Reverb > Line 6 オリジナルモデルです。

耳ではわからないぐらいうっすらかけています。

・Decay > 2.5
リバーブの残響の長さです。

・Predelay > 20ms

跳ね返ってくる最初の音が聞こえる速さです。

・Low Cut > 150Hz

低音にかけるとモコモコするので200Hz以下はカットしています。

・High Cut > 8.0kHz

そもそも8kHz以上の音がでてないので。

One Control ( ワンコントロール ) / Prussian Blue ReverbOne Control ( ワンコントロール ) / Prussian Blue Reverb



・ピッチシフター

全弦半音下げの曲なのでピッチシフターを使って下げてます。

DIGITECH ( デジテック ) / DropDIGITECH ( デジテック ) / Drop





サウンドメイクに関しては以上です。



わからないことがあればお気軽にコメントください。

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