Spotifyがアーティストとファンのやり取りを収益化する為の「スーパーファン」オプションについて共有
Spotifyが先日2月5日に第4四半期の決算発表を行い、CEOであるDaniel Ekがアーティストが視聴者とのやり取りを収益化するための「スーパーファン」オプションの詳細など、プラットフォームが次の会計年度に実施するいくつかの内容を共有しました。
昨年末にはイギリスの人気サブスクリプションサービス「OnlyFans」のようなチップ機能、アーティストの独占的なコンテンツ、早期アクセス権、インタラクティブな体験をファンに請求できるようにする計画を立てていました。
この計画をフォローアップする形で、Spotifyを使用することでアーティストが「スーパーファン」と交流し、クリエイターがプラットフォームとして機能できるようになると述べています。カジュアルなリスナーからファン、スーパーファンに至るまで、リスナーと直接交流することができるようになります。
また、Spotifyには現在1,100万人のクリエイターがいることを共有しました。これは、昨年のSpotifyのStreamOnイベントで引用した800万人から増加しています。Daniel Ekは、将来的には5,000万人のクリエイターが利用すると考えています。
最近話題になったジョー・ローガンのパンデミック時代の政策とワクチンに関するホストに対する炎上騒動を受け、パンデミック議論を特徴とするポッドキャストエピソードに「コンテンツアドバイザリ」を適用すると発表し、間違った情報が流れないように取り組むと述べています。
この騒動でNeil Young、Joni Mitchell、Nils Lofgrenなど一部のアーティストが、ポッドキャストを介したストリーミングプラットフォームの「誤った情報」のホスティングに抗議する形で、ストリーミングサービスから音楽を削除する事態が起きました。
Daniel Ekは、成長の鈍くなっていることに関する予測とポッドキャストを取り巻く論争との関係を断ち切り「影響がどのようなものかを知るのは時期尚早である」と述べました。
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