【2021年最新】ボーカルVSTプラグインおすすめ5選
ボーカルは音楽において最も重要なパートであることはいうまでもありません。
ボーカルの品質が悪いだけで、低評価を受けてしまうこともあるので、アマチュアやDIYミュージシャンであっても商用レベルにまでしっかりと修正する必要があります。
才能あるボーカリストによる最高のパフォーマンスに勝るものはありませんが、ボーカルトラックを完璧に調整、修正、研磨することができるVSTプラグインが多数リリースされています。
今回は2021年最新のボーカルVSTプラグインソフトウェアを5つご紹介。
Celemony Melodyne 5 editor
グラミー賞を受賞したテクノロジーが詰まった、すべてのプロ品質ボーカル機能が含まれています。
国内でもピッチ修正ソフトとして多くのエンジニアが使用している人気の高いソフトで、キーを押すだけで完璧で自然なピッチ補正が可能です。コードトラックのおかげでかなりの速さで音符をトラックに適応させることができます。
ポリフォニックオーディオ用の伝説的なDNAアルゴリズムを使用することで、ライブラリサンプルを楽曲のコードに適合させることができます。
Antares Auto-Tune Pro
Auto-Tuneは20年以上プロボーカリストのピッチ、タイム補正の世界標準ツールとして利用されており、現代のポピュラー音楽の特徴的なボーカルエフェクト(ロボットボイス等)に最適なツールです。
新しく自動キーとスケールの検出機能を追加されたことで、初心者の方でも素早く直感的なワークフローを提供してくれます。
タイム補正、フォルマント補正、ナチュラルビブラートと人工ビブラートのコントロール、独自のスロートモデリングテクノロジーを備えていることで、幅広いサウンドメイクが可能になっています。
iZotope VocalSynth 2
VocalSynth 2はシンプルなメロディーをより強力で便利なものに変更してくれるプラグインで、ボーカル以外にもピアノ等にも最適です。
キーをロックし、リアルタイムのピッチ補正と追加のボイスとハーモニーを生成し、Vocoder、Compuvox、Polyvox、Talkbox、Biovoxの5つのユニークなボーカルツールを選択して融合するか、数百のプリセットから選択してすばやくボーカルトラックにインパクトを与えます。
視覚情報を提供してくれるAnemoneで、オーディオ信号の形状に合わせて動き、 母音の音響特性に反応する高度なスペクトル分析によって駆動するカラフルなアニメーションが特徴的です。
Synchro Arts Revoice Pro 4
Revoice Pro 4は世界中のトップミュージックプロデューサーやオーディオプロフェッショナルによって使用されており、Syncro Artsの業界標準のオーディオアラインメント、ピッチ調整ツールの豊富なスイート、ダブラーを組み合わせてパワフルなボーカル、楽器トラックを作成します。
独自のAPTプロセスを使用することで、特定のオーディオ信号のタイミング、ピッチ、音量を複数のオーディオトラックに転送可能です。
問題のあるボーカル音声をクリーンなリテイクに置き換えて同期したり、最高のオーディオ品質を維持しながら、オーディオのタイミングとピッチを操作できるので、高品質なボーカルトラックが入手できます。
FabFilter Pro-DS
FabFilter Pro-DSは歯擦音(さしすせそで発生する高音)のようなボーカルノイズを除去してくれるディエッサープラグインエフェクトです。
最高のマイク、プリアンプ、コンバーターを使用している場合でも、圧縮や彩度などのミキシング作業中に ボーカルの歯擦音が不必要に強調される場合があります。
シンプルで使いやすいインターフェイスと、可能な限り最高の結果を得るために必要なすべてのコントロールが備わっています。広い帯域、ライナーフェイズ、最大15ミリ秒のオプションの先読み、ミッドオンリーまたはサイドオンリー処理による調整可能なステレオリンク、最大4倍の線形位相オーバーサンプリング等豊富なオプションで整えます。
まとめ
最新のボーカルVSTプラグインを5つご紹介しました。
- Celemony Melodyne 5 editor
- Antares Auto-Tune Pro
- iZotope VocalSynth 2
- Synchro Arts Revoice Pro 4
- Fabfilter Pro-DS
どれも利用者が多く、プロアーティストやエンジニアの方に人気の製品ばかりです。
プロの音源以外にもSNSやYouTubeのようなトップクリエイターの間でも、こういったピッチやタイミング補正が施された音源が当たり前になっているので、歌声以外の部分で差が付かないようにも最低限の修正は必要と言えます。
以上、「【2021年最新】ボーカルVSTプラグインおすすめ5選」でした。