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【デジタルシンセ】ウェーブテーブルシンセサイザーとは?

ウェーブテーブルシンセ

【デジタルシンセ】ウェーブテーブルシンセサイザーとは?

ウェーブテーブルはオシレーターから出力される波形を変更、合成してサウンドを生成するシンセサイザーです。

アナログ・シンセやPCM音源シンセなどの多くのモデルでは、オシレーターやサンプリング波形を元にして 最初からウェーブが作成されていますが、ウェーブテーブルタイプでは複数の基本波形をループして、1つの波形にトーン合成することで、連続変化する波形を生成します。

波形の任意の範囲を繰り返し使用したり、再生順番を自由に設定できるものが多く、1つのウェーブテーブルだけでも波形バリエーションを豊富に生成できることが大きな特徴です。

ウェーブテーブルシンセサイザーの仕組み

ウェーブテーブルは基本的にループさせたオーディオ波形を利用して再生します。テーブル内の様々な種類の波形をストック可能で、波形自体は単純なものから複雑なものまで豊富に備わっています。

機種によってオリジナルの波形をストックしたり、外部から読み込んでストックすることも可能です。


たとえば、録音やリサンプリングされたオーディオから直接読み込んだ波形や、わずかに異なる波形の一部分が含まれていることもあります。

また、サイン波、三角波、ノコギリ波等の基本的な波形をオシレーターで作成し、波形の位置を手動で変更したり、LFOを利用して自動的に変化させることで、様々なタイプのトーンを入手できます。

ウェーブテーブルシンセの歴史

ウェーブテーブル音源は人気のある「SERUM」のイメージが強いこともあり、新しいテクノロジーのように感じますが、実際にはデジタルでサウンドを生成するためのかなり古い手法です。

1970年代後半にWolfgangPalmによって開発され、1980年代初期に発売されたPPG Waveシリーズが有名です。Waveシリーズのサウンドはデヴィットボウイやスティービーワンダー等多くの作品で聴くことができます。

ウェーブテーブルタイプのシンセサイザー

ウェーブテーブルシンセサイザーが持つデジタルな性質は、近年のプラグインやソフトウェア楽器にも多く採用されています。

代表的な機種はSerum、Massive、Vital、Omnisphereはすべてウェーブテーブルタイプを採用しており、視覚的に分かりやすいように波形の画像を3D表示するタイプもあります。

ウェーブテーブルシンセ
Serum

ADSRエンベロープやLFOによる波形の変化も視覚的に分かりやすいので、初心者がシンセサイザーのサウンドメイクの仕組みを理解する為にも役立ちます。

【SERUM】シンセサイザーの基本的な使い方

まとめ

ウェーブテーブル合成はシンセサイザーの音色合成方式のひとつで、ストックされた波形を繰りかえし読み出すことで、音をつくり出す方式のことです。

オシレーター、フィルター、エンベロープジェネレーター、LFOを利用することで無限のサウンドメイクが可能なので、興味のある方は制作に取り入れてみてください。

以上、「【デジタルシンセ】ウェーブテーブルシンセサイザーとは?」でした。


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