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【ビンテージの質感を再現!】プリアンプVSTプラグインおすすめ5選

プリアンプ

【ビンテージの質感を再現!】プリアンプVSTプラグインおすすめ5選

現代のデジタル楽器の多くは、アナログの時代では不可能だったほど、無限の柔軟性と高品質なサウンドを鳴らすことができますが、その一方で、ノイズレスな綺麗すぎるサウンドによって「冷たさ」を感じてしまうことがあります。

アナログ機器による暖かみやウォームな質感を補うために、プロデューサーやミキシングエンジニアはビンテージレコーディングハードウェアのプリアンプエミュレーションを使用しています。

今回は、そんなプリアンププラグインのおすすめ製品をいくつかご紹介します。

プリアンプの役割について

プリアンプは、音楽制作や録音で使われる機器で、音の信号を増幅するための装置や回路を指します。さまざまな音楽制作や録音の用途で利用されており、例えばマイクプリアンプは、マイクの微弱な音を増幅して、ノイズを最小限に抑えてミキサーに送ることで、よりクリアで綺麗な録音が可能になります。

他にも楽器に使用されるプリアンプでは、ギターやベースから送られてくる信号を増幅して、独特の歪み感を加えたり、エフェクトやアンプに適した強度で供給する役割もあります。これにより、楽器のサウンドが効果的に処理され、魅力的な音質にすることができます。

自作楽曲によりプロフェッショナルな質感を加える為の「歪み」効果について(DTM)

プリアンプの重要なコントロールとして「ゲイン」があります、ゲイン量を調節して音の強さをコントロールすることで、色んな音楽やプレイスタイルに合わせて調整することが可能です。また、EQによるトーン調整もできるプリアンプも多く、各周波数帯域を調節することで、音のキャラクターを微調整して、自分の好みのサウンドに仕上げることもできます。

それでは、ここからプリアンププラグインのおすすめ製品をご紹介します。

Soundtoys Radiator

Radiatorは、1960年代のクラシックなAltec 1567Aチューブミキサーを基にした、デュアルドライブのチューブ入力チャンネルとEQを備えたプリアンプVSTプラグインです。

オリジナルのAltec 1567Aハードウェアは、取り外し可能なトランス、シンプルな2つのノブを持つEQ、独特の緑色のフェイスプレート、そしてなんと97dBのゲインを誇るラックマウント型の5入力チューブミキサーでした。

独特なサウンド品質を持っていて、ビンテージらしいザラザラとした質感があり、懐かしいハードウェアノイズが豊富に含まれています。当時のヒット曲に多く使用されたサウンドで、アメリカの様々な環境のPAラックにもたくさん導入されていた機器です。

Soundtoys Radiator

Arturia Pre TridA

ビンテージアナログ機器エミュレーションの製造に定評のある「Arturia」は、画期的なTrue Analog Emulationテクノロジーで、長年愛されていたTrident EQとプリアンプのエミュレーションを完成させました。

ロンドンのトライデンススタジオは、ビートルズ、エルトン・ジョン、ローリング・ストーンズ等、伝説的なポップミュージックのレコーディングに使用され、スタジオのコンソール「Trident A Range」を再現したエミュレーションプラグインです。

当時のサウンドの中核として重宝されており、ゴージャスな質感とEQによって生み出される豊かなトーンが特徴的です。

Arturia Pre TridA

Waves Abbey Road EMI TG12345

WavesとAbbey Road Studiosは、EMIが初めて製造したソリッド・ステート・コンソールである歴史的な名機TG12345をプラグインとして蘇らせました。

この60年代後半から70年代にかけてのサウンドの核となるミキシングコンソールは、当時のポップロックサウンドの象徴であり、ビートルズやピンクフロイド等、当時話題となったアルバムのレコーディングに多く使用されています。

オリジナルハードウェアから得たものと同じハムノイズ、高調波歪みを備えた入力マイクプリアンプが搭載されており、セットに基づいてエミュレートされた高音域と低音域のEQバンドと、温かくパンチの効いたダイナミック処理を実現するコンプレッサー/リミッターセクションもあります。

Waves Abbey Road EMI TG12345

Pre X7

Pre X7は、ベースギターに焦点を当てたアナログモデルのプリアンプで、その基盤となったのは象徴的なヴィンテージ真空管ユニットです。このプラグインは、元々はベースギターに特化していましたが、修正によって様々なオーディオソースでも優れた効果を発揮することができるようになりました。

リアルタイム処理で計算された入力と出力に搭載された12AX7真空管モデルは、位相の問題を回避しながら高品質で飽和した非線形なサウンドを再現します。また、極端な設定でも歪みを維持できるように、ブリックウォールクリッピングリミッターも組み込まれています。

シンプルなコントロールと、他のプリアンププラグインと比べて非常に手頃な価格帯で入手できることもあり、始めてプリアンプを導入する方におすすめのプラグインです。

Pre X7

UAD Neve 1073

Neveプリアンプは、歴史上最も尊敬されるプリアンプの一つとして多くのアーティスト、エンジニアに支持されています。このNeveプリアンプは、1970年に初めて導入され、その光沢、明瞭さで特にボーカル用のプリアンプとして非常に人気を博しました。

現在、実際にNeveのハードウェアプリアンプを手に入れようと思えば〇十万の価格帯の製品ですが、UADがオリジナルハードウェアの驚異的なエミュレーションをVST形式で提供してくれたことによって、手頃な価格帯で入手可能になりました。

世界で唯一ライセンスを取得したNeveプリアンプのプラグインエミュレーションとして信頼性が高く、10のユニークなクリッピングポイントと使いやすいEQセクションを備えており、まるでハードウェアチャンネルストリップを介して録音しているかのようなサウンドを味わうことができます。

UAD Neve 1073

まとめ

おすすめのプリアンププラグインをご紹介しました。

  • Soundtoys Radiator
  • Arturia Pre TridA
  • Waves Abbey Road EMI TG12345
  • Pre X7
  • UAD Neve 1073

これらのプリアンププラグインを導入することで、現代のデジタル音楽に暖かみや質感を与え、アナログ機器の魅力を再現することが可能になります。

プロのトラックと比較して、寂しさを感じたり、何か物足りなさを感じる場合はプリアンプによってアナログ特有のノイズ感や圧縮感を付与することで解決するかもしれません。

以上、「【ビンテージの質感を再現!】プリアンプVSTプラグインおすすめ5選」でした。


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