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オープンコードを学ぶ | ギター初心者向けの解説

2021年8月30日

オープンコード

オープンコードを学ぶ | ギター初心者向けの解説

ギターを始めた方が最初に弾くことになるであろう「オープンコード」または「ローコード」と呼ばれる演奏方法。

数あるコードのカテゴリの中でも一番最初に学ぶことになるコードスタイルで、アコースティックギターの弾き語りスタイルや、エレキギターのコード伴奏等、様々な場面で登場します。

コードとは?

「オープンコード」を学ぶ前に、コードについて理解しておきましょう。

コードとは2つの以上の音を同時に演奏することで、コードの種類や選択した音によって綺麗な響きであったり、不協和音のような奇妙な響きになることもありますが、コードの定義は変わりません。

コードは主に音楽の伴奏として使用されることが多く、和音であるコードの上に単一音符によるメロディー(主にボーカルやピアノ、ギター等)を載せることで、普段耳にする音楽が出来上がります。

ギターで役立つ音楽理論【わかりやすく解説】

コードとメロディ


オープンコードとは?

オープンコード

オープンコードとは、ギターの一番ヘッド側に近いポジションで作られるコードのことで、開放弦を使うことから「オープン」コードと呼ばれています。

ギターでコードを演奏する方法はいくつかあり、フレットボードのさまざまな部分で色んな押さえ方によって演奏されますが、最も一般的なコードの押さえ方としてオープンコードが頻繁に使われています。

代表的なCコードやGコードのような開放弦を絡めたコードシェイプのことをいい、和音の中で少なくとも1つの開放弦を鳴らしていればオープンコードとなります。

6弦1フレットルートのFコードのような、指ですべての弦をセーハしている形はオープンコードには含まれません。

オープンコード F


オープンコードの使い方

オープンコードの使い方

オープンコードは一般的にアコースティックギターによるポップ、ロック、フォークソングで使用されることが多く、現代音楽の多くの主要なジャンルのギターパートはほとんどがオープンコードで構成されるコードパターンをストローク(全弦かき鳴らす)するアコースティックギターまたはエレクトリックギターで構成されています。

ヘッド側の開放弦を絡めたスタイルで演奏することによって、弦の揺れ幅が大きく、倍音の多く含まれたサウンドになることで、多くのジャンルで採用されています。

コードボイシング(音の積み上げ方)的にもベースのすぐ上の音域を広くカバーできることから、アレンジやミキシング面でも有利な音使いになります。

ギターコードを簡単にする為に「カポタスト」を使用することもあるかもしれませんが、これはキーやポジションの変更を行うためのものであって、カポのすぐ隣でフレットを押さえるコードはオープンコードとなります。


オープンコードを押さえれるようになったら

オープンコード

もちろん開放弦を絡めたコードの形には限界があり、オープンコードをさらに発展させるために使用する可能性のあるコードは「バレーコード」です。

これはFコードの形状として有名な押さえ方で、1本の指が1つのフレットに沿って1~6弦のすべての弦を押さえている状態です。(カポタストと同じ役割)

難易度が高く、初心者ギタリストの挫折の原因としてよく取り挙げられますが、バレーコードを使用することでキーの変更や横にスライドさせることでメジャー、マイナーのすべてのコードを網羅することも可能になります。

Fコードは難しくない!ギター初心者でも簡単に押さえるコツ

まずは、オープンコードを完全に把握していることが重要ですが、コードを押さえることに慣れてきたら、コードを発展させる為にバレーコードにチャレンジしてみましょう。

以上、「オープンコードを学ぶ | ギター初心者向けの解説」でした。


ギターを挫折しやすい人の3つの特徴

ギターコードを簡単にする方法を解説【上手く押さえられない方へ】


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