【低価格帯】入門者向けのオーディオインターフェイスおすすめ10選
音楽制作やポッドキャスト制作において、高品質なオーディオインターフェイスは不可欠ですが、予算を抑えつつも優れたパフォーマンスを発揮する製品も存在します。
音楽制作は作曲ソフトやスピーカー、MIDIコントローラー等、初期投資に意外とお金がかかります。これからDTMを始めようと思っている初心者にとっては、予算内で優れたオーディオインターフェイスを選ぶことは重要です。
今回は、これからDTMを始めようと思っている入門者向けの低価格帯オーディオインターフェイスのおすすめ製品をいくつかご紹介します。
オーディオインターフェイスの役割と重要性
オーディオインターフェイスは、楽器、マイク、その他の音源からのオーディオ信号をデジタルに変換して、コンピューターで処理可能な形にする役割を果たします。
また、反対にコンピューター内のデジタル音声をアナログ信号に変換して、スピーカーやヘッドフォンから音を出力する為にもオーディオインターフェイスは欠かせません。
オーディオインターフェイスの選び方
オーディオインターフェイスには製品ごとに入出力数の違いやそれぞれに特徴があり、自分の音楽制作スタイルに合った製品を選ぶことが重要です。
実際にオーディオインターフェイス選ぶ際に考慮すべきポイントについては以下の通りです。
- 使用用途
どのような用途にオーディオインターフェイスを使用するのかを明確にしましょう。音楽制作、配信、ボーカル録音、楽器録音など、目的によって必要な機能が異なります。 - 入出力端子の数
楽器や使用する機材に応じて、必要な入力と出力ポートの数を検討しましょう。複数の音源を同時に録音する場合や、ミキシングが必要な場合には多くの入出力が必要です。 - プリアンプの品質
オーディオインターフェイスにはプリアンプ(マイクプリアンプやギタープリアンプ)が組み込まれています。高品質のプリアンプは、録音品質に影響を与えるので、なるべく品質の良いプリアンプを備えたモデルを選びましょう。 - 耐久性とポータビリティ
オーディオインターフェイス本体の耐久性やポータビリティも検討対象です。持ち運びやスタジオでの使用に適した堅牢なモデルか、移動時に便利なコンパクトなモデルかを考慮しましょう。 - 同封されているソフトウェア
オーディオインターフェイスにはDAWやエフェクトが付属されていることがほとんどです。おまけ的な要素ではありますが、自分の使用したい作曲ソフトやエフェクトが搭載されているかも判断材料として考慮しましょう。 - 予算の考慮
予算内で適切なオーディオインターフェイスを選びましょう。エントリーレベルのモデルからプロフェッショナル向けのモデルまでさまざまな価格帯があります。
STEINBERG UR22mkII
オーディオインターフェイスのベストセラー「STEINBERG UR22mkII」
迷っているならとりあえずこれでOKな一台です。
2イン2アウト、24bit/192kHz入出力 。
国内シェアNo.1のDAWソフトウェアCubaseシリーズの「Cubase AI」、iPad 用のマルチタッチ DAW「 Cubasis LE」も付属しています。
簡単な演奏動画から本気でDTM制作を始める方にもオススメな万能機種です。
Roland RUBIX-22
日本の大手電子楽器メーカであるRoland社のオーディオインターフェイス。
2イン2アウト、24bit/192kHz入出力 。
さまざまな楽器や音響機器に対応した入出力端子、入力から出力まで徹底した低ノイズ設計となっています。
海外のEDMやHip-hopプロデューサーに人気の高いAbleton Liveシリーズの「Ableton Live Lite」が付属しています。
BEHRINGER UM2
今回紹介するオーディオインターフェイスの中で一番低価格な製品です。
安さの理由としては、2イン2アウトでサンプリングレートが48kHz 16bitという点とDAWが付属していないという2点です。
それ以外は他の製品と比べても特に見劣りする部分はありませんので、もしすでにDAWを所持していたり、有料のDAWを購入予定の方はこちらのオーディオインターフェイスでも問題ないかと思います。
Focusrite Scarlett Solo
個人的におすすめのオーディオインターフェイスです。
基本性能はもちろんのこと、低価格ながら多機能で、付属のソフトウェアもかなり豪華です。
Ableton Live Liteと、実際のギターアンプをエミュレートしたEleven Liteや、ギターサウンドを象徴するディストーションやオーバードライブを演出する、Black Opを含む12のプラグインを追加したPro Tools | First Focusrite Creative PackとSoftube Time and Tone bundle、Focusrite Red Plugin-Suiteも付属します。
さらに、XLN Audioのピアノ音源「Addictive Keys」がすべてのFocusriteオーディオインターフェイスに無料で含まれています。
TASCAM US-2×2-SC
初心者にターゲットを絞り、接続すれば高音質で録音できる「使いやすさ」「理解しやすさ」に重点をおいたオーディオインターフェイス。
あと付属のDAWが「Cubase LE」というのも嬉しいところです。
最大24bit/96kHzフォーマットのハイレゾ録音に対応しており、 高音質な複数のマイクプリとギターの直接入力が同時に使用可能。
複雑さを徹底的に排除したモデルなので、始めてオーディオインターフェイスを購入する方にオススメの一台です。
Universal Audio Apollo Solo
UA Apollo Soloは人気のあるされているArrowインターフェースのアップデートモデルで、レコーディング用のビンテージ機器をモデル化した独自のUnisonプリアンプを備えています。
Apollo Soloは2つのコンボ入力(XLR / 1/4インチジャック)とフロントパネルのHi-Z楽器入力を使用して、最大で3つの楽器を接続できます。
ギター、シンセサイザー、キーボードの使用に最適で、非常にコンパクトな設計になっているので、机の上にすっきりと収まり、レベルを目視できるビジュアルディスプレイを備えたシンプルレイアウトが特徴です。
Steinberg UR44C
SteinbergのUR-Cシリーズは、高品質の録音環境を必要とするミュージシャンやバンドを対象とした、USB-Cを搭載したオーディオインターフェイスです。
UR44Cは4つのコンボ入力と2つのTRS入力を備えた個人のプロデューサーにとって十分な入力数を備えています。高品質コンバーターのおかげで、32ビット/ 192kHzのクリアなオーディオ解像度で録音することが可能。
iOSとの互換性もあり、最小限のセットアップでUR44Cの高性能プリアンプを利用でき、内蔵のデジタル信号処理により、遅延無くエフェクトを使用してパフォーマンスを発揮できます。
Audient iD14 MKII
iD14MkIIはAudientの最新版オーディオインターフェイスです。
10イン/ 6アウトの接続で、USB3.0とUSB-Cを搭載、ADAT拡張性とJFET機器入力を備えた2つのAudient ASP8024-HEコンソールマイクプリアンプを備えています。
iD14のA / Dコンバーターから120dbのダイナミックレンジを取得することで、超低ノイズで非常に解像度の高い録音を可能にします。
Native Instruments Komplete Audio 6
高性能なプラグインを販売していることで有名なNative Instrumentsによるオーディオインターフェイス。
6-in / 6-outを備えたインターフェフェイスは、3万円以下で入手できる製品の中ではかなりコスパが良い製品として人気です。
マイク、ギター、シンセの接続はもちろん、レコーディングと楽曲制作に必要なソフトウェア、シンセ、エフェクトなどが付属しているので、これから制作を始める方に特にオススメです。
Focusrite Scarlett 18i20
現在最も人気のあるオーディオインターフェイスとして君臨しているFocusriteのオーディオインターフェイス。
Scarlett 18i20は同じく人気機種のScarlett 2i2とFocusrite CLARETT 4のちょうど中間に位置する製品で、ADAT I / Oを含む18の入力と20の出力を備えているモデル。
高品質であることはもちろん、多くの入力と出力を必要とする環境では最高品質のオーディオインターフェイスの一つとして定評があります。
まとめ
低価格帯の入門者向けオーディオインターフェイスをご紹介しました。
- STEINBERG UR22mkII
- Roland RUBIX-22
- BEHRINGER UM2
- Focusrite Scarlett Solo
- TASCAM US-2×2-SC
- Universal Audio Apollo Solo
- Steinberg UR44C
- Audient iD14 MKII
- Native Instruments Komplete Audio 6
- Focusrite Scarlett 18i20
予算内で高品質な録音と制作を実現するために、自分の制作スタイルに合った適切なオーディオインターフェイスの選択は重要です。
オーディオインターフェイスは音楽制作のキーとなるツールであり、用途やニーズに合った製品を選ぶことが大切です。入出力ポートの数、プリアンプ品質、耐久性、同封ソフトウェア、そして予算を考慮しながら、最適な製品を選択しましょう。
以上、「【低価格帯】入門者向けのオーディオインターフェイスおすすめ10選」でした。
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