簡単ギター練習フレーズ(コードストローク入門編)【TAB譜付き】
これからギターを始める方に向けて、ギターのもっとも基本的な演奏方法であるコードストロークの練習フレーズをTAB譜でご紹介。
TAB譜の読み方が分からないという方はまずはこちら。
→ギターTAB譜の読み方【楽譜が読めなくても大丈夫!】
コードストロークはいわゆる「伴奏」のことで、CコードやGコードと呼ばれる和音を鳴らしてメロディーを支えたりする役割があります。
コードストローク フレーズ 1
まずはCコードをメトロノームに合わせて4拍子のリズムで弾いてみましょう。
全部ダウンストロークで、余裕が出てきたら「強 弱 強 弱」の力加減で順番に弾くと、よりリズム感が出てノリが生まれます。
コードストローク フレーズ 2
次は少しストロークパターンを変化させます。
音符の上のマークのダウンピッキングとアップピッキングに合わせて弾きましょう。
右手のストロークのコツとしては、休符の部分で腕の振りを止めずにダウンの空ピッキングを入れることでリズムキープがしやすくなります。
コードストローク フレーズ 3
右手のリズムに慣れたら、Gコードへのコードチェンジを挟んでみましょう。
CとGのコードチェンジの出現率は高いので、この際にマスターしておくと後々楽です。
コードチェンジ時にもたついてリズムが狂ってしまわないように、一拍手前ぐらいから次のコードに向けて左手を動かしておくとコードチェンジ後の頭拍がずれることなく綺麗に聴こえます。
コードストローク フレーズ 4
初心者ギタリストの鬼門「Fコード」の登場で一気に難易度が上がりますが、いつかは必ず通る道なのでトライしてみましょう。
右手のストロークパターンも変化しています。
全部ダウンピッキングで弾いたりせずに、必ずアップとダウンを守りながら最後までリズムキープできるように繰り返し練習してみてください。
右手の上下の振りを一定にすることを「オルタネイトピッキング」といい、リズムキープにおいて重要なテクニックなので、空ピッキングの感覚を早めに覚えることで成長速度が速くなります。
ちなみにこの「C→F→G」のコードの流れはもっとも基本的なケーデンス(主要三和音)と呼ばれており、音楽の基礎となります。
コード理論のような知識も勉強したいよ!って方は別の記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
まとめ
プロのギタリストでもギター演奏の7割はコードバッキングだと言われています。
かっこいいギターソロやリードフレーズばかりに注力してしまいがちですが、コードストロークをまず極めることが長いギター人生においては非常に役に立ちます。
今回紹介した内容は基礎中の基礎なので、ある程度慣れてきたらCとFとG以外のコードチェンジの練習や色々な右手のストロークパターンも練習してみましょう。
以上、ギター練習フレーズ(コードストローク入門編)【TAB譜付き】でした。
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