VST/AU対応のTR-808の新バージョン「RC-808」を無料でリリース！【DAW上での使い方も解説】
2020年8月8日（808の日）TR-808発売40周年を記念して、スタンドアロン以外にもVST/AU対応した「RC-808」がリリースされました。
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RC-808の「RC」はリクリエイション「808を新たに作り直した」という意味を込めてネーミングされた製品です。
40年前にTR-808を開発し、後にローランドの社長にもなった菊本忠男さんと、808開発のチーム「アナログマフィア」で現在のDAW上でも機能するように新たにチューニングが施され、設計し直されました。
この方達のおかげで40年経った今、TR-808サウンドが世界のトップチャートを賑わす音楽の土台となっていると考えると、とても素晴らしいことですね。
筆者も808には非常にお世話になっているので、感謝です。
そして、さらに洗礼された「RC-808」は公式サイトから無料ダウンロードできるので、実際にそのサウンドを確かめてみてください。
Windows版、Mac版共に2020年8月8日にリリースされ、本物の808サウンドがDAW上で鳴らせるのは非常に嬉しいですね。
909や当時の予算や技術面の制限で再現しきれなかった新たなサウンドもいくつか用意されており、現在のテクノロジーでさらに洗礼されたサウンドに磨き上がっています。
RC-808をDAWで使用する方法
まず、RC-808のダウンロードページからWindows / Mac版をダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、ファイルをすべて解凍します。
ファイル内の「RC-808-PlugIn Ver 0.1.3 WIN」を開き、ファイル内のデータを「Program Files→Common Files→VST3」フォルダにコピーします。
これでVST3に対応しているDAW上で開くことができるので、それぞれのDAWのプラグインインポートの方法に従って立ち上げます。
サウンドデータの読み込み
立ち上げだ状態だと音声データが読み込まれていないので、808のサウンドデータをインポートします。
まず、左上の「FILE」をクリック。
はじめにダウンロードしたRC-808のファイルの中から「Data 190922」を開いて、「808ClasicPattern」内のデータを選択すると完了です。
TR-909のデータやさらに追加されたサウンドも含まれているので、まずは色々鳴らしてみて、お気に入りのサウンドを見つけ出しましょう。
以上、VST/AU対応のTR-808の新バージョン「RC-808」を無料でリリースでした。
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