【ギターに役立つ音楽理論】コード理論について
ギターを弾いているときに、コード理論を知っていると、より表現力豊かな多彩な音楽を作ることができます。
コード理論とは、音楽を構成する音とコードを組み合わせて、表現力豊かな音楽を作るためのテクニックです。コード理論を理解することで、音楽を構成する基本要素を知ることができ、現代的なジャズやポップスといった音楽ジャンルにも役立つ知識を得ることができます。
今回は、ギターに役立つコード理論について詳しく解説していきます。
コード理論の概要
コード理論とは、音楽を構成する音とコードを組み合わせて、音楽を表現するためのテクニックです。コード理論を使えば、単純な音を組み合わせるだけでなく、複雑な音楽表現も可能になります。
コード理論を理解することで、音楽を構成する基本要素である音程、音型(フレーズ)、音階(スケール)などを定義し、音楽全体を構成するための概念を学ぶことができます。
コードの読み方
ギターでコード理論を使うためには、最初に理解するべきことがあります。それは、コードの読み方です。
ギターのコードを表す文字列は、「ルート音」の文字と「コードの種類」を表す文字から構成されています。例えば、「Cmaj7」は、ルート音が「C」で、コードの種類が「maj7」であることを表しています。
コード理論を使って、どのような音楽を作るかを考えるために、コードの種類による音響関係を理解する必要があります。まず、コードは音程間隔によって構成されています。例えば、「Cmaj7」は、C、E、G、Bの音程から構成されています。
音程について
音程とは、音楽の基本構成要素であり、音楽のメロディーやハーモニーを構成する基本的な単位です。音程は、音楽のスケールの中で異なる音の間隔を表現することができます。
ギターの場合はフレット差で音と音の距離が決まります。1フレット差が半音、2フレット差で全音(1音)の距離があるということになります。
音程の間隔によって音色が決まる
基本的なコードは「トライアド」と呼ばれる3つの音程からなります。そして、それぞれの音程の音色は、「半音」と呼ばれる音程の小節で決まっています。
コードの中の音程間隔を変更すると、コードの音色が変化します。例えば3度の音をメジャー3rdからマイナー3rdにして「Cmaj7」から「Cmin7」に変更すると、Eの音程が変更されることで、より暗い音色になります。
コード内の様々な音程を変更することも可能で、そうすると、より豊かな音楽表現が可能になります。
スケールについて
音階(スケール)とは、音楽の基本構成要素の1つで、特定の音程間隔の組み合わせで構成されます。スケールは、音楽のスケールやメロディーを表現するために使われます。
スケールを覚えることで、特定のサウンドを作ることができます。 例えば、CメジャースケールはCから始まり、D、E、F、G、A、B、Cという7つの音で構成されます。 このスケールを使えば、Cメジャーのサウンドを作ることができます。
音楽ジャンルには、さまざまな異なるスケールが使われています。例えば、ポップスではメジャースケール、ブルースやロックにはペンタトニックスケールが多用され、ジャズでは、オルタードやドリアン、ミクソリディアンのようなスケールを使用します。
どのスケールを使うかによって、特定の音楽ジャンルを特徴付けるサウンドを作ることができるので、スケールを知っているだけで、音楽に独特なサウンドを生み出すことができるようになります。
まとめ
今回は、ギターに役立つコード理論について解説しました。
コード理論を使うことで、音楽を構成する音程や和音、スケールなどを定義し、表現力豊かな音楽を作ることができます。また、音程の間隔や音階を知っていることで、特定のサウンドを作ることも可能になります。
コード理論は音楽を作成する上で非常に重要な要素です。コード理論の要素を理解することで、音楽を作成するために必要な技術や知識を得ることができます。
以上、「【ギターに役立つ音楽理論】コード理論について」でした。