ギターソロに役立つ3つの簡単アレンジテクニック
ギターを弾くのは好きでも、ギターソロやリードギターフレーズを考えるのは苦手というギタリストの方も多いかと思います。
今回は作曲やギターアレンジに役立つ3つの簡単アレンジテクニックをご紹介します。
動画内のキーはEメジャーです。
1. オクターブ奏法
メロコア、パンクロック系の鉄板アレンジ「オクターブ奏法」
「ルート+1オクターブ上」の音を押さえた演奏方法で、単音弾きよりも音に厚みがでるので、ギターソロやリードギターフレーズとして使うギタリストも多いです。
スケール内の音ならどの音を使っても安定する自由度の高さと、シンプルながらにかなりカッコよく聴かせることができるので、初心者の方には最もおすすめできるアレンジ方法です。
動画のフレーズはキーであるEの音からスタートして、メジャースケールに沿って下降して、またE音に戻ってくるパターンで演奏しています。
2. ペダルトーン
ペダルトーンは使用楽器によって言葉のニュアンスが多少変わりますが、ギターの場合一つの音を基点として(ペダルポイント、ペダルノートともいいます。)アレンジする奏法。
動画内では3弦9フレットのEの音をペダルポイントとしてフレーズを構成しています。
ペダルポイントにはルート音や5度の音(キーCならG)を基点としてフレーズ構築すると安定した響きが得られるのでおすすめです。
→ギターで役立つ音楽理論【わかりやすく解説】
今回はブリッジミュートを絡めた感じで弾いていますが、クリーンサウンドのアルペジオのアレンジ方法としても人気のある演奏方法です。
3. ペンタ一発
ロックで定番の「ペンタトニックスケール」で演奏したフレーズです。
海外ではマイナーペンタのほうが圧倒的人気ですが、邦楽の曲調だといわゆる日本特有の「ヨナ抜き音階」と呼ばれるメジャーペンタトニックも合います。
困ったらペンタと言われるぐらいの自由度の高さと、どんなジャンルにも合うので、早めに習得しておくとアレンジの際に非常に役立ちます。
アレンジのコツは、ペンタスケール内の好きな音でフレーズを構成して、伸ばす音や小節の終わりなどでたまにコードのトライアド(ルート音、5度、3度)の音に戻ってくるようなイメージでアレンジすると、安定したサウンドになるので試してみてください。
まとめ
ギターフレーズ構築に役立つ3つの簡単アレンジテクニックについてお話しました。
- オクターブ奏法
- ペダルトーン
- ペンタ一発
スケール覚えるのは少し大変ですが、結局何年ギター弾いててもペンタトニックスケールを使いこなしてるギタリストこそ最強なので、マイナーペンタとメジャーペンタだけでも覚えると即戦力になります。
オクターブ奏法もペダルトーンもロキノン系のJ-ROCKとの相性抜群の演奏方法なので、是非参考にしてみてください。
以上、「ギターソロに役立つ3つの簡単アレンジテクニック」でした。
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