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【DTM】ノリを出すハイハットの音作り【Hiphop,Trap】

投稿日:2019年10月14日 更新日:

ノリを出すハイハットの音作りについて。

みなさんハイハット聴いてますか?ドラマー以外はつい軽視してしまいがちなハイハットですが、最近は海外のHiphop,Trapブームのおかげでその重要性が見直されているように思います。

サンプル選びの重要性

このシーンのサウンドに関してなのですが、シンプルが故なのかはわかりませんが、他のジャンルよりもサウンドの重要度が高いです。


特徴としては、音の良し悪しよりも「今はこのサンプルを使え」みたいな流行的なものを感じます。
感覚的にはファッションに近いです。

とりあえずこの音使ってればOK!みたいなノリが向こうではあるのかもしれません。


その辺の情報収集は海外のサイトや、クリエイターが集まる掲示板をチェックするしかないですね。



DTMによるハイハットの打ち込み

それでは実際にハイハットの作成方法について説明していきたいと思います。
本場のプロデューサーが実際に使っているテクニック等をいくつかまとめてみました。


BPMは140に設定しています。

ハイハットだけだとあれなんで、キックとスネアも足してみました。


ただ打ち込んだだけなので、すごく機械的で抑揚がなくてつまらないですね。




これに生っぽさを加えていきます。

ベロシティの設定

ベロシティとは音の強弱のことで、デジタルでは0~128段階に分けられ、0が無音127が最大の大きさです。



どのDAWにもベロシティの設定はついているので、そちらで音の強弱をつけてノリを出します。


※詳しい設定方法は記事の最後に動画を貼ってるので、そちらをご覧ください。

ベロシティで変化をつけたのがこちら

作業のわりに変化が少ないので、ベロシティ設定はスルーしてる人も多いかと思いますが、必ずやったほうがいいです。

具体的なやり方なのですが、

「頭拍>表拍>裏拍」を意識して強弱をつけるといいです。



32th,62th,124th,の刻みでアクセントを付ける


これはよく耳にするテクニックだと思うので説明するより実際に聴いてもらったほうがわかりやすいと思います。



よくあるこれです。



とくに最後の刻みは人間には再現不可能なのでデジタルならではのテクニックです。

オープンハイハットをレイヤー



これもアクセントを付ける為です。


※そのままサンプルをレイヤーするとテールが次の音に重なるのでカットしてください。



FL Studioの場合はEdisonを使ってカットしていきます。


今回は3拍目にオープンハイハットを配置してみます。

オープンハイハットを加える

良いですね!


ハイハットのピッチを変える



これは海外ならではのテクニックだと思うのですが



結構大胆に音程をいじくりまわしてます。


音程に変化をつける



ピッチを下げる場合は4度下かオクターブ下が良いと思います。


音の度数に関してはこちらの記事内で説明していますのでご覧ください。

PANを左右に振る

PANとは音の左右の定位のことです。

イヤホンで聴いたときに右から鳴ったり左から鳴ったりするやつです。





これは音像を広げる為に使うテクニックです。

あまりやりすぎると気持ち悪いのでほどほどに。





こんな感じで一部分に使用するパターンと


パンニングオートメーションを書いて
人の耳では分からない程、高速で左右に動かしてステレオ感を広げるテクニックもあったりします。



今回は一部のみに使用するパターンでいきます。


PANを左右に振ったものがこちら

スマホで観てくれてる方はわからないと思うのでイヤホンで聴いてみてください。



まとめ


最後に加工前と加工後の音がこちらです。

加工前
加工後


うん、ハイハットが活き活きしてますね(笑)


主要なテクニックは以上となります。
今回の内容を使用することで、よりハイハットの重要性がわかってもらえたかと思います。


もちろん今回使ったテクニック以外にも、アーティストによって様々なテクニックがあります。

そこを意識しながら音楽を聴くのも一つの楽しみですね!

動画でも今回の内容の説明をしているのでもっと詳しく知りたい方は、是非ご覧ください。 。

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