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【HipHop】ビートメイクに役立つVSTプラグインエフェクト10選

2020年6月4日

ビートメイクプラグインの画像

【HipHop】ビートメイクに役立つVSTプラグインエフェクト10選

HipHopやTrapのような音楽のバックビートを制作することをビートメイクといいます。

ループ音楽とも言われるぐらい非常にシンプルな構成が特徴で、作曲能力よりもサンプル選択のセンスや、ループ素材の選択が重要となることも多いです。

Lo-Fiと呼ばれるあえて音質を劣化させたサウンドや、エフェクトを使った独自のテクニックもいくつか存在します。

今回はHipHopシーンで利用されることの多い、ビートメイクに役立つプラグインエフェクトをご紹介します。


Cableguys HalfTime Half Speed Effect

Cableguys HalfTime Half Speed Effectの画像


ビートメイクにおいて必須のエフェクトである「ハーフスピード」エフェクト。名前の通り、このエフェクトをかけるとフレーズの再生速度を落とし、レコードをスロー再生したような雰囲気を付加してくれます。

あらゆるオーディオデータを暗いダウンテンポバージョンに変換することで、トラックに不気味なムードを与えます。

ピアノやメトロノームに適応するだけで、今風のヒップホップビートの雰囲気が手に入るので便利です。

Cableguys HalfTime Half Speed Effect




XLN Audio RC-20 Retro Color

XLN Audio RC-20 Retro Color Vintage Effectの画像

こちらも海外のビートメイカーに非常に人気の高い「RC-20」

古き良きアナログヴィンテージを再現するエフェクトで、ヴァイナルノイズやサチュレーション等、多くの効果が得られるマルチエフェクトとなっております。

業界からも評価が高く、いくつかの賞を受賞している信頼度の高いエフェクトなので、Lo-Fi HipHopを制作する方は持っておきたいエフェクトの一つ。

受賞の画像

XLN Audio RC-20 Retro Color

Auto-Tune Artist

Auto-Tune Artistは、強力なピッチ補正ソフトで、昔のT-Painのようなケロケロボイスを作り出せることで有名です。

プロ品質のオーディオ制作に必要な透明で自然なピッチ補正と、一流のヒット曲の定番となっているボーカルエフェクトを提供します。


低レイテンシーで、ライブのような生演奏にも対応できるので、プロデューサーだけでなくラッパーの方にもおすすめです。

Auto-Tune Artist

Xfer Records Serum

serum

Serumはシンセサイザー市場の中でも、最も需要の高いウェーブテーブルシンセサイザーの1つとして人気があり、ヒップホップ以外の様々なジャンルでも使用されています。

ユーザーフレンドリーなインターフェイスでの幅広い変調オプションに加えて、450以上のサウンドプリセットを備えているので、直感的な音作りが可能です。

アグレッシブなクールなサウンドが多数収録されているので、ダークな雰囲気なビートや、攻撃的なトラップビートとの相性も抜群です。

Xfer Records Serum

AudioThing Vinyl Strip

AudioThing Vinyl Stripの画像


Vinyl Stripは、ディストーション、コンプレッサー、ビットクラッシャー、ティルトEQ、ビンテージリバーブ、ビニライザーの6つのモジュールを備えたマルチエフェクトプラグインです。

サンプルとトラックにアナログの温かみとヴィンテージタッチを加え、デジタル環境でクラシックなビニールレコードサウンドを実現します。


プラグインは非常に軽いので、気軽に使えるのも人気のポイントです。

AudioThing Vinyl Strip

Loopmasters Bass Master

Loopmasters Bass Master

Loopmastersによる「Bass Master0は、エレクトロニックミュージックやヒップホッププロデューサーが求めるほぼすべてのサウンドをカバーする豊富なサンプルライブラリで高い評価を得ています。

Bass Masterプラグインでは、数回クリックするだけでスピーカーを揺るがすような重厚な重低音を鳴らすことができ、トラックを支える為の強力なベースサウンドに焦点を当てています。

EDM、トラップ、ドラム&ベースなどのジャンルを組み合わせたヒップホップビートとトラップビートのすべてに最適です。

Loopmasters Bass Master

D16 Nepheton

D16 Nepheton

ヒップホップやトラップミュージックの制作において、Roland社の「TR-808」は必要不可欠なソフトウェアの一つとして認識されています。

本物の808サウンドを見つけるのは難しいかもしれないですが、忠実にシミュレートされた「D16 Group Nepheton」を使うことでリアルな808サウンドを鳴らすことができます。

内蔵シーケンサーのMIDIデータを使って、独自のリズムパターン作成したり、パラメーターのほとんどはホスト内で自動化でき、事実上すべての外部コントローラーを使用してMidiCC経由で制御することができます。

D16 Nepheton

Soundtoy Decapitator

Soundtoy Decapitator

ヒップホップトラック制作ではアナログ感を付与するためにサチュレーションをかけることがよくあります。

特にサウンドにエッジ感が欠けていたり、もっとパンチが欲しい場合にはサチュレーションプラグインを使用して、よりザラザラしたサウンドにすることが行われます。

Decapitatorは5つの異なるアナログ サチュレーションモデルから選択することができ、ミックス内のあらゆる種類の楽器やサンプル素材にキャラクターを追加するのに最適です。

Soundtoy Decapitator

iZotope Vinyl

iZotope - Vinylの画像


今回紹介する中で、唯一無料のプラグインです。

レコードノイズを付加するエフェクトなのですが、その中でもWARP DEPTHのデチューン効果の効きが良く、ハーフスピードと合わせると、かなり不気味なバッキングフレーズが作成できます。

YouTubeの海外ビートメイカー達もよく使っているイメージなので、とりあえずダウンロードしておいて損はないです。

iZotope Vinyl

Future Audio Workshop SubLab

Future Audio Workshop SubLab

ヒップホップ、トラップといった重低音を扱うジャンル向けに設計された新しいシンセサイザーです。パワフルな808スタイルのサブベースを作成し、あらゆるスピーカーでいつでもパンチの効いたサウンドを鳴らすことができます。

808ベースのような通常よりもアグレッシブな重低音を必要とするジャンルを扱っている場合は、SubLabが最適で、独自のサブとキックをサンプリング、ディストーション、レイヤー化、さまざまな拡張機能も備わっています。

あらゆるサウンドシステムで優れたサブベースを実現する為のシンプルなミックスワークフローを提供します。

Future Audio Workshop SubLab

まとめ


ビートメイクに役立つプラグインエフェクトを10製品ご紹介しました。

  • Cableguys HalfTime Half Speed Effect
  • XLN Audio RC-20 Retro Color
  • Auto-Tune Artist
  • Xfer Records Serum
  • AudioThing Vinyl Strip
  • Loopmasters Bass Master
  • D16 Nepheton
  • Soundtoy Decapitator
  • iZotope Vinyl
  • Future Audio Workshop SubLab


この中でもRC-20はビートメイクにおいて、即戦力となることは間違いないので、本気でHipHop制作に取り組もうと考えている方は検討してみましょう。

以上、【HipHop】ビートメイクに役立つプラグインエフェクト10選でした。


Hiphopビートの作り方【Beat Making】

808ベースのミキシングテクニック【Hip-hop, Trap】

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