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Marshall(マーシャル)アンプの音作り

投稿日:2019年11月22日 更新日:


Marshall(マーシャル)アンプの音作りについて


どこのスタジオ、ライブスタジオでも必ず常設されている王道アンプ「Marshall」マーシャル。
RolandのJCと並んでかなり使用頻度の高いギターアンプではないでしょうか。

最近は所有アンプを持ち込むギタリストも多いですが、もしマーシャルで自分の納得いく音作りができれば、現場の機材だけでまかなえるので非常に便利です。


筆者もマーシャルアンプを愛用しており、かれこれ15年ぐらいは使い続けています。
最近はHelixに完全移行したのであまり使わなくなりましたが、ライブで各所を回る時も機材車には常に「Marshall JVM 210H」を積んでいました。

今回は使いこなせれば色々と便利なマーシャルアンプの音作りについて説明していきます。


アンプヘッドの種類


マーシャルにもいくつか種類があります。
現場でよく見かけるのが

・JCM 800
・JCM 900
・JCM 2000 Dual Super Lead (ごくまれにTSL)
・JVM 210H (ごくまれに410H)

です。

年代順に並べたのですが、それぞれの違いをわかりやすくいうと「ハイゲイン化」です。
最近のタイプ程よく歪むと思ってもらえれば、基本的にはどの種類のアンプもサウンドに大きな違いはありません。

もし全然違うよ!と思うことがあれば何か他の要因、例えば真空管がへたっているとかキャビネット、マイキング等々・・・が原因であることが多いです。



アンプ種類を常設されてる割合でいうと
JCM 2000JVMJCM 900JCM 800


ですかね。

最近はJVMが勢力を伸ばしてきて、都内の綺麗めのライブハウスやスタジオだとほとんどJVMですね。

ちなみにキャビネットはほぼほぼ1960Aなので特に気にしなくても大丈夫です。


歪みの特性


マーシャル全体の歪み特性としては、他のメーカーのアンプと比べると荒い部類に入ります。
激しめのロックとは非常に相性がいいです。

歪ませ過ぎると、ハイ飛びがかなりきつくなってくるのでTREBLEつまみでバランスをみましょう。


歪みの量に関してはJCM900以降はアンプ単体でも十分歪むので問題ないのですが、歪みエフェクターを持ってなかったりすると、JCM800だと結構ドキっとします。


JVMは十分歪むので問題ないのですが、逆にOverDriveチャンネルのオレンジモード以降にすると、


歪みすぎてハウリングが凄いのでノイズゲート系のエフェクターを持っていない方はグリーンモードぐらいに抑えたほうがいいです。


音質調整


常設アンプのスタンダードな割に、正直音作りに関してはかなり難しいです。

特にマーシャルは他のアンプと比べて高音が暴れやすいので、音を作るときは実際に客席に降りてみたり、アンプの前でしゃがんで、耳をスピーカーと同じ高さにして (高音は直線的に飛びます) 調節することをおすすめします。

ライブやスタジオだとアンプの横とか、立った状態でアンプの近くにいることが多いので、つい上げすぎてしまいがちです。


つまみの正しい使い方について


基本的にBASS, MIDDLE, TREBLEのつまみで調整する際に、極端なつまみ設定を嫌う人が多いように思います。

例えばこんな感じ




まず、勘違いしてはいけないのが

例えば
BASSのつまみを0にした場合、低音がまったく出ていない状態ではない。

ということです。


低音が0~10段階あるわけではなくて、例えばつまみを5から2にした場合

3メモリ分低音を削った

という考え方が正解です。


つまり「ギター、ピックアップ、シールド、エフェクター」等たくさんの要因で音は作られてるので、もし「低音の良く出るギター、低音の良く出るピックアップ、低音の良く出るシールド」を組み合わせた場合は「低音のつまみを0にする」ということも、よくあることなのですが、

極端な設定はなんかまずい気がするので

「BASSは3ぐらいにしとこう」


これはよくないということです。


音量調節


マーシャルにはプリアンプとパワーアンプの二つのボリューム調整する為のつまみがついています。


右側はプリアンプ部分の音量なので、ある程度ブーストさせたほうが張りがでて良い音になります。
同時にBASS, MIDDLE, TREBLEのイコライザーの設定が反映されやすくなります。


左のMASTERボリュームは純粋に音量のみを上げてくれるつまみです。
右のプリアンプ部分のセッティングをパワーアンプでそのまま増幅してくれます。


実際はどちらで音量を上げようがそこまで気にするほどの音質差は感じないので、「MASTER」は真ん中ぐらいにしといて各チャンネルの「VOLUME」を使って音量調節をして、音作りが出来上がったら全体の音量の微調整をもう一度「MASTER」でする。というのがベターです。


JCMシリーズの場合はプリアンプ部分の音量は「GAIN」としてまとめられているので、クリーンサウンドを作る場合にはプリアンプ部分の「GAIN」をあまり上げずに、パワーアンプのMASTER音量で音量を上げていくという風になるわけです。



まとめ


マーシャルの音作りについては以上となります。

最近アンプ側で音を作る人はほとんどいないですが、やはりマーシャル本来の音がいまだに好きです。
Helix等のアンプシミュレーターは便利ですが、たまにアンプ直で音を出したときに、「あーこれこれ。」ってなります。

みなさんもたまには「直アン」してみましょう。


ギターアンプの音作りと正しい使い方

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