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ギターが上手くなりたい人が取り入れるべき10の習慣

ギター 上手くなりたい

ギターが上手くなりたい人が取り入れるべき10の習慣

ギタリストとして上達する為にはさまざまな練習方法と、上達していくための練習ステップを一つずつしっかりと習得していくことが大切です。

しかし、ギターは練習量を多くすればすぐにスキルが上達するものでもないので、短い期間に膨大な練習量を詰め込むよりは、継続した毎日の練習の積み重ねが重要となってきます。

そこで今回は、日々のギター練習をさらに効率よくする為のさまざまな習慣についていくつかご紹介します。

1. バンドを組む

バンド

バンドを組むことは 、演奏力を上げるために最も効果的な方法の一つです理由としては以下の3つです。

  1. 人前で演奏する
    バンドで演奏する最終的な目的は、ライブに出演して多くの人の前で演奏を披露し、評価してもらうことです。良い意味での緊張とプレッシャーが発生するので、練習のモチベーションも格段に上がります。
  2. 演奏に責任感が生まれる
    バンドを組むことで演奏に対する責任感が生まれます。一人で自由にギターを弾いている場合はいくらミスをしようが誰にも責められることはありませんが、チームプレイの場合はミスを連発していると周りに迷惑がかかります。
  3. アドリブ能力
    ライブバンドは予測できないことが連続して起こります。テンポが変動したり、ミスが発生し、急にジャムセッションが始まることもあります。予測できない環境に身を置くことで、突然の変化に対応する能力が磨かれます。

そのほかにもギタリストとして成長できる要素がたくさんあり、他の人と一緒に音楽を奏でることの楽しさを知ることで、音楽をもっと深く知りたいという気持ちが芽生えます。

一人っきりの練習に限界を感じたり、練習が苦痛に感じるようになってきたら、是非バンドメンバーを募って一緒に音を出せる仲間を見つけてみましょう。

バンドを組みたい!バンド活動に必要な10のこと

2. メトロノーム練習

メトロノーム

このブログ内でも何回も言っていますが、上手いギタリストほどタイトなリズム感を持っています。

メトロノームを使ったリズム練習はすごく地味であまり楽しくないのでスキップしがちですが、わざわざリズムの練習をしなくても、普段やっている練習にメトロノームを導入するだけでも効果はあります。

簡単なメトロノームの練習のやり方は次のとおりです。 

  1. ドライな音作りにする
  2. ミスをしないテンポにまで下げる
  3. 弾けるようになったら5BPMずつ上げる
  4. ミスをするようなら一つ前のテンポに戻す

練習曲の中でも特に難しいと思うセクションでは、安定した演奏ができるようになるまで上記の練習を繰り返しましょう。

※さらに詳しいリズム練習法を知りたい方はギターのリズム感を養う為のメトロノームの使い方を参考にしてみてください。

3. エフェクトは最小限にする

エフェクター

エフェクト類(ディストーション、ディレイ、リバーブなど)は、ギタートーンを変化させ、深みを加えることができますが、下手な演奏でも上手く聴こえてしまうというデメリットがあります。

実際のライブ本番ではエフェクトを使うのはもちろんですが、普段の練習はなるべくドライ(エフェクト無しの音)に近いサウンドにして練習することをおすすめします。

激しく歪ませたディストーションサウンドだと気付かないような、ピッキングの微妙なずれや、フィンガリングの粗さに気付くことができます。

4. 量よりも質を意識する

ギター練習

ギターを練習しているときに、ある程度弾けるようになったらすぐに新しいテクニックに移行したくなりますが、それだと弾けるようになったと思っていても意外と身についていない可能性があります。

カッコいいフレーズに目移りしたり、できるだけ早く次のテクニックを学びたい!という気持ちはわかりますが、できれば無意識に何回弾いてもノーミスで弾けるようになるまで、演奏の質を高めておくいことが重要です。

5. フレットを見ない練習

フレットをみない

フレットを見つめて常にうつむき加減で演奏しているギタリストは、オーディエンスにすぐに飽きられてしまうということもありますが、フレットをじっと見て弾いていると、視覚に頼りすぎてしまう癖がついてしまいます。

もし本気でミュージシャンとしてのスキルを養いたい場合には、ある程度弾けるようになったら、前を向くか目を閉じてギターの音に耳を傾けながら演奏することをおすすめします。

そうすることで、音感が身につくこと以外にも、ドラムやベースといった周りの音を聴く癖も自然とついてくるので、ミュージシャンとしての総合的な演奏能力が向上します。

ギターを始めて1年目で知っておきたかった5つのこと

6. 練習を録音する

ギター 録音

普段のギター練習を録音して、常に自分の演奏を客観的に聞く癖をつけておきましょう。

実際にギター演奏していると、自分の演奏が第三者からみてどのように聴こえているのか俯瞰(ふかん)で見るのはとても難しいです。

自分では完璧に演奏できていると思っていても、録音して聞き返してみるとあまりのミスの多さとリズム感の無さに、初めはかなり驚愕すると思います。

ギター演奏を録音する場合は無料のDAWをダウンロードするか、スマホのボイスメモ機能などを使うのが一般的です。音声だけでなく、ビデオ映像で撮るとさらに効果的です。


 

7. ランダム再生

ランダム再生

音楽をランダム再生して、曲に合わせてアドリブで演奏する練習を取り入れることで、音楽的なアイディアとインスピレーションを育むための最高の練習方法です。

テンポと楽曲の雰囲気を把握し、すぐに曲のキーを割り出せる能力が必要なので初心者の方には少しハードルの高い練習方法ですが、やり方次第でギターに必要なさまざまなスキルを磨くことができるので、基礎的なスキルが身に付いたら毎日の練習ルーティーンに取り入れてみてください。

以下のようなやり方があります。

  • これまで聞いたことのない曲をランダム再生
  • 好きなジャンルのプレイリストに沿って再生
  • コードバッキングをつける
  • リードフレーズをつける
  • ギターソロをつける


8. 発信する

ギター発信

昔に比べるとSNSや各種動画プラットフォームも充実しているので、発信することのハードルはかなり低くなっています。1番目の「バンドを組む」というのと似ていますが、自分の演奏を人に評価してもらうということは、練習の質を上げる為に必要な要素です。

動画配信をすることでネガティブなコメントがつくこともあるかもしれませんが、個人的には音楽は人に評価されて初めて価値がつくものだと思っています。たくさんの人の目につくことで、否定的な意見と向き合う機会が増えますが、なるべく発信する機会は多い方が成長につながります。

黙々と一人でギターの練習しているよう状態なら、早い段階でアウトプットする場所を見つけることをオススメします。

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9. ウォーミングアップ

ギター ウォーミングアップ

ギター演奏といえどあらゆるスポーツと同じように、しっかりとウォーミングアップすることは大切です。

ウォーミングアップをすることで演奏に必要な筋肉が温まり、腱鞘炎などの怪我の予防にもつながるので、取り入れておくべき習慣の一つです。

ウォーミングアップ

基本的な4本指エクササイズフレーズだけでもいいので、練習前の10分間くらいをウォーミングアップとして弾いておくことで、その後の練習効率も上がるのでおすすめです。

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自分なりのウォーミングアップメニューを考えて、練習メニューに組み込んでおくと習慣化されやすくなります。

10. 毎日練習する

毎日練習

1日に長時間練習を詰め込むよりも、毎日継続して練習することでギタースキルは着実に蓄積されていきます。時間が取れないときでも、少なくとも1日1時間練習することをおすすめします

毎日の練習時間を確保したら、より少ない時間での効率を最大化するために練習メニューを組んで実践してみましょう。

  • ウォーミングアップ(10分)
  • メトロノームを使ったリズム練習(20分)
  • 同じテクニックを使った2〜3曲の練習(15分)
  • ビデオ映像を確認する(5分)
  • チェック、改善して曲の練習をもう一度(10分)

はじめは1週間続けることを目標にしてみてください。
ギターの練習方法【効率的に上達する為にやるべき事】

まとめ

ギターが上手くなりたい人が取り入れるべき10の習慣をご紹介しました。

  1. バンドを組む
  2. メトロノーム練習
  3. エフェクトは最小限にする
  4. 量よりも質を意識する
  5. フレットを見ない練習
  6. 練習を録音する
  7. ランダム再生
  8. 発信する
  9. ウォーミングアップ
  10. 毎日練習する

初心者の頃から取り入れておくことで、長い目でみると実力に大きな差がつくので、これからギターを始める方は特に習慣として取り入れてみてください。

すべてを一度にやるのは難しいので、無理せずに出来そうなやつから徐々に実践して、慣れてきたらどんどん増やしていくような感じで進めてみることをおすすめします。

以上、「ギターが上手くなりたい人が取り入れるべき10の習慣」でした。


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