
アコースティックギターの録音に最適なおすすめマイク5選
アコースティックギターを録音する時の音質向上に必要な要素は多くありますが、その中でもアーティストの求めるサウンドに合うような、最適なマイクを選ぶということは非常に重要です。
ダイナミックマイクやコンデンサマイクの中でも、録音の際に周りのノイズをなるべく拾わないように単一指向性のカーディオイドタイプのマイクをチョイスすることをオススメします。
Audio-Technica AT2035

単一指向性のコンデンサーマイクです。
自宅での宅録用に所持している方も多いのではないでしょうか。
ダイヤフラムが大きく、ダイナミックマイクよりも大きな音量での録音が可能な為、少ないノイズで非常にクリアな録り音が特徴でボーカル録音用としても優秀なマイクです。
値段も安く、コストパフォーマンスの高いマイクです。
BLUE Bluebird

モダンで原音に忠実で、アコースティックギター本体の持つ特性を再現してくれるマイクです。
カーディオイドピックアップパターンなので、正面のアコースティックギターの音だけを綺麗に拾うことが可能で、100Hzのハイパスフィルターと-20dBパッドのおかげで、オーディオの品質をさらに細かくキャッチしてくれます。
お値段は安くはありませんが、ワンランク上の録り音を求めている方はぜひ。
Shure SM58

マイク界の大定番Shure「SM58」
業界標準のダイナミックマイクで周りのノイズを拾うほど感度も高くないので、アコースティックギターの集音にも使用されます。
非常に耐久性が高いので、普段のリハーサルスタジオやライブ現場でアコースティックギターを使用することが多い方にオススメです。
他のコンデンサーマイクよりもお値段も非常に低価格で入手できます。
AKG Perception 170

スモール・ダイアフラムを採用したコンデンサーマイクです。
音の立ち上がりや高い周波数レンジを持っており、アコースティックギターの煌びやかさやピックニュアンスまで綺麗に拾ってくれます。
しかし反面、細かいノイズまでピックアップしてしまうので、音響処理の整った録音スペースを確保することが必要です。
Shure SM81

今回紹介する中で、最も高価なコンデンサーマイクですが、それだけの価値はあります。
スモール・ダイアフラムを搭載しており、特性としては先述のAKG Perception 170と似ています。
幅広い周波数特性、低いノイズ特性、RFノイズに対する高い耐性を備えており、アーティスト、プロデューサー、レコーディングエンジニア等、プロフェッショナルからの支持も非常に高いです。