BABYMETAL - KARATE ギターの音作りについて
まず使用機材はこちらです。
・ギター
SCHECTER Black Jack ATX C-1 FR
・ピックアップ
SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) > AHB-1b Blackouts
・エフェクター
Line 6 > Helix LT (アンプシミュレーター)
を使用しています。
Helix内で音作りしているのでそちらを詳しく紹介していきます。
Helix LT
アンプシミュレーターの設定
この楽曲は作者のゆよゆっぺ氏らしいゴリゴリのメタルコアサウンドです。
ギターサウンドも海外よりの音作りになっていてかっこいい。
筆者もメタルコア系が大好物です。
まずアンプモデルなのですが
・アンプヘッド
Line 6 Epic > Line 6 Original
・キャビネット
4×12 Greenback 25 > 4×12 Marshall Basketweave G12 M25
こちらを使用しております。
プリアンプ設定
・Drive > 3.0
・Bass > 3.5
・Mid > 6.0
・Treble > 8.0
・Presence > 8.5
Line 6 Epicというオリジナルアンプを使用しています。
メタル向きのかなり図太い音がでるのでおすすめです。
メタルというとかなりハイゲインなイメージですが、意外と歪みは少なめに設定しています。
ブリッジミュートの細かい刻みを多用するジャンルなので、あまり歪ませると歯切れが悪くなるので注意です。
低音もなるべくカットして、ハイ寄りなサウンドにしています。
キャビネット設定
・マイク
7 Dynamic > Shure SM7
・Distance > 1.0
マイクの距離です。
各種エフェクター
今回使用したエフェクト類を順に紹介します。
・ノイズゲート
・コンプレッサー
・イコライザー
・ブースター
・リバーブ
・ピッチシフター
・ノイズゲート
Hard Gate > Line 6 Original
・Open Threshould > -57.0 dB
・Close Threshould > -57.0 dB
・Hold Time > 10.0 ms
・Decay > 10.0 ms
設定値以下のギター信号を通さないようにしてくれるエフェクターです。
刻みフレーズで歯切れよくなるので使用しています。
・コンプレッサー
Deluxe Comp > Line 6 Original
・Threshold > -38.0 dB
・Ratio > 4:1
・Attack > 10.0 ms
・Release > 200 ms
イントロリフ、ブリッジミュート、コード弾きと色んな奏法を使っていると音量にバラつきが出やすいのでコンプレッサーで軽く整えます。
・イコライザー
Parametric EQ > Line 6 Original
・Low Freq > 200Hz
・Low Q > 2.0
・Low Gain > +1.5db
・Mid Freq > 805 Hz
・Mid Q > 2.0
・Mid Gain > -2.0db
・High Freq > 4.5kHz
・High Q > 2
・High Gain > +3.5db
・Low Cut > 120Hz
ドンシャリを意識して使用しています。
結構サウンドの全体に低音成分が多くこもりやすいので、抜けるよう4.5kHzを強めにブーストしています。
・ブースター
Scream 808 > Ibanez TS808 Tube Screamer
・Gain >0
・Tone > 5
真空管の味方。
アンプの前に挟んでブースターとして使用しています。
・リバーブ
・Decay > 2.5
・Predelay > 20ms
・Low Cut > 150Hz
・High Cut > 8.0kHz
・Mix > 30%
うっすらかけてます。
低音にかけるとモコモコするのでローカットはしっかりかけましょう。
・ピッチシフター
Simple Pitch > Line 6 Original
・Interval > -1
あまり太い弦を貼ってないのでドロップCチューニングにピッチシフターで半音下げしてドロップBにしています。
サウンドメイクに関しては以上です。
SiM – KiLiNG ME ギターの音作り
ONE OK ROCK – 完全感覚Dreamer ギターの音作り
WANIMA – ともに ギターの音作り