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【Sylenth1】シンセサイザーの基本的な使い方

投稿日:2019年11月14日 更新日:

シンセサイザー「Sylenth1」の基本的な使い方について



2007年発売の「Sylenth1」は発売から12年経った今でも根強いファンが多く、ベストセラーシンセサイザーとして多くのクリエイターに使用されています。

動作がとても軽く、何台立ち上げてもCPUにほとんど負荷がかからないのも人気の理由です。


今回はそんな定番シンセサイザー「Sylenth1」の基本的な使い方について説明していきます。



1.新規プリセット



Sylenth1を立ち上げると「001:ARP 303 SAW」のプリセットが選択されています。


プリセットから完成された音を選択するのもいいのですが、今回はゼロからの音作りを解説していきます。




まず中央の「MENU」→「Preset」→「Insert」の順に選び、New Presetを立ち上げます。

この状態から音を作っていきます。




2.波形の選択

まずは「OSCILLATOR A1」から波形を選びます。


オレンジ枠内をクリックすると波形の候補が並ぶので、この中から自分のイメージに合った音色を選ぶのですが


今回は「Saw」を使って説明していきます。




3.VOICES設定

波形を選んだら次にVOICESの設定をしていきます。

VOICESとは同時発声数のことで、鍵盤一つ押したときに同時にいくつの音をユニゾンさせて発声させるかということです。



これを設定しないと基本的には1つのモノラルの音しか出ないので、音に広がりがありません。


VOICES部分をクリックしたまま上にドラッグして「8」に設定します。

これで8音が同時に発声される状態になりました。


始めにも言いましたが、Sylenth1は非常に動作が軽いソフトシンセなので音圧を稼ぐためにも基本的にはMAXの「8」に設定しましょう。




4.DETUNE設定

続いてDETUNE“デチューン”の設定をします。

DETUNEとは複数出てる音の音程を微妙にずらすことによって、音にうねりを生じさせ、音に厚みを加える効果のことです。


DETUNEのつまみを実際に音を出しながら右に回してみてください。

やりすぎると不協和音のような濁った響きになるので注意が必要です。



目安としては10時ぐらいの角度、数値でいうと「3.500」ぐらいに設定するといいです。



ここまでで基本的な下準備は完了です。


ちなみにSylenth1には「オシレーターAとB」の2台が更に「PART 1と2」に分かれているので合計4つの波形を組み合わせて音作りができます。




ここからは更にサウンドを作り込みたい人に向けて、フィルターやエンベロープ、LFO等の簡単な説明をしていきます。




5.フィルター

フィルターは高音や低音を削ったり、ある特定の周波数だけをブーストする機能です。


フィルタータイプを選択後、「CUTOFF」でカットする周波数を決めて、「RESONANCE」でカットした部分の周波数のブースト量を決めます。

イメージとしてはこんな感じです。


6.エンベロープ


続いてエンベロープの説明をします。

ちょっとこの辺りから難しくなってきますが、ほとんどのシンセサイザーに搭載されてる機能なのでこの際に覚えてしまいましょう。


エンベロープとは音量の変化曲線の事で、変化させるパラメーターの頭文字をとってADSRと言われたりもします。

ATTACK
鍵盤を押してから最大音量に到達する時間。

DECAY
最大音量からSUSTAINの値に到達する時間。

SUSTIN
鍵盤を長押ししている時の音量。

RELEASE
鍵盤を離した時に、音量を0にするまでの時間。


文字にすると分かりづらいですが、実際に音を出しながらつまみをいじるとわかりやすいです。

例えばATTACKを「1.00 s」に設定すると1秒かけて音量が最大になります。
RELEASEを「1.00 s」にすると1秒かけて音が消えていきます。



といった具合に音量の変化をいじれるのがエンベロープです。




7.LFO,MISC

LFO(Low Frequency Oscillator)とMISC(Miscellaneous)の解説です。


まずLFOなのですが、わかりやすく言うと低周波を当ててボリューム等のSylenth1内の色々なパラメーターを変化させる装置です。


ギターをやってる人ならモジュレーション効果を与えると言えばわかりやすいのではないでしょうか?

RATE
LFOの効果周期。

GAIN
LFO効果のかかり具合

OFFSET
効果周期の基準点をずらす。


文章だと難しいのですが、対象を選択して黒いつまみで強さを決めて、「RATE」「GAIN」「OFFSET」で効果を操作するといった感じです。


こちらも実際に音を出しながら色々と試してみることをおすすめします。

最後にMISCの説明です。

こちらもSylenth1のパラメーターを操作するのに使います。

エンベロープやLFOを組み合わせることでより複雑な効果が得られます。



より高度なサウンドを使いたい人向けなので、扱いに慣れるまではあまり気にしなくても大丈夫です。



まとめ

以上Sylenth1の基本的な使い方でした。

ソフトシンセを始めて使うときはつまみの多さにびっくりしますが、基本さえ覚えてしまえばどのシンセサイザーも基本的には同じ構造になっているので、他のシンセを使った時でも理解しやすいかと思います。


更に詳しく知りたい人は動画でも解説しているのでご覧ください。

【DTM】プロも使用している人気シンセサイザー5選
【SERUM】シンセサイザーの基本的な使い方

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