
【2026年最新】無料なのに高品質!フリー作曲ソフト(DAW)おすすめ15選
DTMをこれから始めようと思っているけど、DAWソフトについてよく分かっていないから「いきなり有料版を購入する前に、まずは無料版で試してみたい…。」と思っている方に向けて、今回は無料の人気作曲ソフト(DAW)をご紹介します。
「無料だから機能が少ないのでは?」「本当に本格的な音楽が作れるの?」そんな風に思っていませんか?最近の無料DAWソフトは、ほんの数年前の有料版と変わらない性能だったりと、有料版を購入したユーザーをモヤモヤさせる程、次々と革新的な新しい製品が発売されています。→作曲ソフトの有料版と無料版の違いはなに?【DTM】
作曲ソフトごとにも特徴があり、自分はどんな音楽を作りたいか?どんな作り方をするのか?を考えてから選ぶと、制作をよりスムーズに進めることができます。
有料版DAWと無料版DAWの比較
以下は、有料版と無料版のざっくりとした違いについてです。
| 特徴 | 有料版DAW | 無料版DAW |
|---|---|---|
| メリット | 高度な機能、安定性、サポート体制が充実 | 初期費用なし、気軽に試せる、初心者向けに最適 |
| デメリット | 費用がかかる、機能が多すぎて初心者には使いこなせない場合がある | 機能が限定的、サポートが不十分な場合がある、上級者には物足りない場合がある |
| 機能面 | 多彩なエフェクト、高度な編集機能、豊富な音源、安定した動作 | 基本的な編集機能、限られたエフェクト・音源、動作が不安定な場合がある |
| サポート | 公式サポート、チュートリアル、コミュニティが充実 | 公式サポートが限定的、情報が少ない場合がある |
| 拡張性 | プラグインや外部機器との連携が容易、機能拡張が可能 | 拡張性が限られる場合がある、一部のプラグインが使えない場合がある |
| 向いている人 | プロ、セミプロ、本格的に音楽制作をしたい人、多機能なDAWを求める人 | 初心者、DTMを試してみたい人、予算を抑えたい人、基本的な機能で十分な人 |
無料版、有料版、両方に言えることですが、まずはDAWを選ぶ際にもっとも重要なのが自分のやりたいスタイルや音楽ジャンルを考えて、それに合った作曲ソフトをチョイスすることが大切です。
作曲ソフトの選び方

| ポイント | 解説 |
|---|---|
| OS | Windows、Mac、Linuxなど、OSによって対応しているDAWソフトが異なります。 |
| 目的 | 作曲、打ち込み、録音、編集など、目的に合わせて必要な機能が異なります。 |
| レベル | 初心者向け、中級者向け、上級者向けなど、自分のレベルに合ったDAWソフトを選びましょう。 |
| 機能 | MIDI編集、オーディオ編集、エフェクト、VSTプラグイン対応など、必要な機能をチェックしましょう。 |
| 使いやすさ | 実際に触ってみて、自分に合った操作性か確認しましょう。 |
| 拡張性 | VSTプラグイン対応や外部音源との連携など、拡張性を考慮しておくと良いでしょう。 |
| コミュニティ | ユーザーコミュニティやフォーラムがあると、困った時に助けてもらえます。 |
| その他 | 自分のパソコンのスペックに合っているか、サポート体制が整っているか確認しましょう。 |
主要な音楽メーカーのDAWであれば、たとえフリーソフトであったとしても基本的な制作に必要なオーディオファイルの録音、編集、ミキシング、およびマスタリングといった作曲に必要な機能は一通り揃っていることがほとんどです。
また、最近だとフリープラグインソフトウェアも充実していることもあり、コストをかけずに打ち込み用のバーチャル楽器や、制作に足りないエフェクト機能を追加することも簡単になりました。
各音楽メーカーから色んな種類のDAWがリリースされているので、上記のポイントを参考にしながら、自分に合ったDAWソフトを選択しましょう。
DTM用作曲ソフト(DAW)の特徴をわかりやすく解説
自分の作曲スタイルに合わせよう

DAWをダウンロードする前に、自分の音楽制作スタイルに合わせて選択することで、より効率的に制作を進めることができます。
一言に作曲と言っても、シンガーソングライターのような歌と伴奏楽器のシンプルなスタイルや、EDMのような多くのトラックを使用した打ち込みスタイル等、様々な作曲方法があります。これから作曲を始めようと考えている方で、自分の制作ワークフローや音楽の作成スタイルがよくわからない場合は、次の項目を確認してみてください。
- 作りたい音楽ジャンル
- マイクを使った収録や楽器レコーディングが多いか
- デジタル楽器(シンセサイザー等)や音源サンプルを使って、打ち込みを行うか
- オーディオファイルやMIDIトラックをコントロールするか
- DAWの内部ソフトを使うか、外部ソフトを追加で購入するか
この辺りを考慮しながらDAWを選択することで、より自分の制作スタイルに合った機能を備えたソフトウェアが入手できるので、ぜひ参考にしてみてください。
それではここから無料のおすすめDAWソフトをご紹介します。※インストール無しで、ブラウザ上で作曲できる音楽が作れる無料ウェブサイト7選(ダウンロード不要)も合わせてご覧ください。
Waveform 12 Free
- 新しい無料DAW
- 制限無しで利用可能
- 初心者の為のチュートリアルパネル
Tracktion Corporationは2022年8月末に、Windows、Mac、Linux用DAWのアップデートバージョンであるWaveform Free 12をリリースしました。
Waveform Freeはこの最新のアップデートにより、Bandlab「Cakewalk」と並んで、現時点で最高の無料DAWの1つとして、海外では高い評価を得ています。
一般的なデモ版のような制限はなく、トラックをゼロから制作したり、ミックス&マスタリングをするために必要なすべての機能を提供してくれます。
Waveform 12 Free
Cakewalk Sonar/Next
- Sonarはプロ仕様のWindows専用DAW(伝統の継承)
- NextはMac/Win対応の次世代制作ツール(直感的な操作)
- エフェクト、トラック無制限
Windowsユーザーで、本格的な楽曲制作をしたいなら「Cakewalk Sonar」が一番の候補です。かつての高級ソフト「SONAR」の正当な後継機で、UIが現代的に刷新され、高解像度モニターでも快適に動作します。無料版でもトラック数に制限がなく、外部VSTプラグインも自由に使えるため、フリーとは思えない完成度を誇ります。
一方、「Cakewalk Next」はMacでも動作し、より「曲作り」のスピード感を重視した新しい設計のDAWです。歌詞入力やアレンジの構築がスムーズで、初心者やシンガーソングライターの方、手軽にビートメイクを始めたい方に最適です。
旧「Cakewalk by BandLab」で作ったプロジェクトファイルもSonarでそのまま開けるため、これまでのプロジェクトデータを活かしつつ、最新の安定した環境に移行することができます。
Cakewalk Sonar/Next
Universal Audio LUNA
- レコーディングスタジオ品質
- アナログサウンドに強い
- UAによる高い信頼性
Universal AudioのDAWソフトウェア「LUNA」がついに完全無料化しました。これまではUniversal Audioのオーディオインターフェイス「Apollo」が必要でしたが、今回のアップデートで無料のiLokユーザーアカウントだけで利用可能になります。
Universal Audioの次世代DAW「LUNA」は本格的なレコーディングスタジオのようなシステムが特徴で、グラミー賞を受賞した数多くのミュージシャンや、伝説的なミックス・エンジニアが使用しているツールが利用できます。
簡単操作でのレコーディング、編集、ミキシングを実行して、レコード盤のようなサウンドを手に入れましょう。アナログ・テープ・マシン、内蔵サミング、柔軟なミキシング・オプションなど、ビンテージ・コンソールに座っているかのようなミックスを体験できます。
Universal Audio LUNA
GarageBand
- Appleユーザーにオススメ
- 初心者にもわかりやすい
- 豊富な音源ソフト
Mac用DAWの中でフリーソフトの定番がGarageBandです。iphoneにも入っているので使ったことある人も多いと思います。Apple社製品ということで初心者の方にも非常に扱いやすく、インターフェイスも分かりやすいので直感的に作曲できます。
音源ソフトやエフェクトも付属しており、ループ素材と呼ばれる出来上がった音パーツを組み合わせて作れたりもできるので、音楽理論が全く分からないという方でも作曲が楽しめます。
スマホやタブレットで手軽に使えるメリットは大きく、出先で思いついたアイデアをとりあえずios版に打ち込んで、家に帰ってからMac版で仕上げる。という使い方もおすすめです。
GarageBand
REAPER
- 外部音源の追加機能
- 自由度の高さ
- 慣れるまで少し操作が難しい
筆者自身も初めて使ったDAWがこちらのREAPERでした。無料版で使えるのは古めのバージョンとなってはいるのですが、日本よりも海外のDTMマニア達に非常に人気が高い印象です。
こちらのDAWは動作が非常に軽くなっていて、PCの性能が低くても問題なく動作するので、スペックに自身のない方におすすめのDAWです。
しかしマニアが好むというだけあって、正直インターフェイスも地味でプリセット等もなく初心者の方には少し敷居が高い気もしますが、そこをクリアすれば一通りはこなせる優秀なDAWではあります。
REAPER
Cubase LE
- 国内シェアNo.1DAW
- 幅広い音源ライブラリ
- 優れたアシスタント機能
Cubase LEは国内シェアNo.1作曲ソフトのSteinberg「Cubase」のライトバージョンにあたる製品です。
いくかの制限はありますが、最大16オーディオトラック、24MIDIトラック、8インストゥルメントトラックを搭載。最大8オーディオチャンネルの同時録音にも対応し、マルチマイクでのバンド録音も行えます。
マルチ音源のHALion Sonic SE、ドラム音源のGroove Agent SEといった、楽器サンプル、シンセサイザーまでの優れたVSTプラグインとサウンドライブラリが付属しています。
Cubase LE
Studio One Prime
- トラック数無制限
- 豊富な音源、楽器、エフェクト類
- プロのデモ音源が見れる
Windows,Mac両方に対応したDAWです。世界のプロアーティストも多く使用しており、MIDI、オーディオレコーディングからミックスまで基本的な作曲に必要とされる機能は整っています。
こちらもトラック数が無制限となっており、トラック数を気にすることなく自由に制作できるのが強みです。プロが制作したデモトラックが無償で提供されていて、プロのミックステクニックを勉強できるので初心者には非常に嬉しいサービスです。
→【DTM】初心者の為の音楽制作に関する7つのヒント
Presenceという音源が付属しており、多くの楽器や基本的なエフェクト類は一通り収録されていますが、やはり有料版と比べると少し劣るので、慣れてきたら有料版の購入を検討してみましょう。
Studio One Prime
Pro Tools Intro
- 業界標準「Pro Tools」への入り口
- レコーディング・編集機能が強力
- 34種類の高品位なプラグインが付属
世界中のプロスタジオで標準として使われているPro Toolsの「完全無料版」です。以前のPro Tools | Firstとは異なり、プロと同じ最新のエンジンを採用しているため、上位版への移行もスムーズに行えます。
最大の特徴は、プロと同じ操作体系でレコーディングや編集を学べる点です。オーディオ編集の精密さには定評があり、「将来はプロのエンジニアを目指したい」「プロの現場と同じ環境で作業したい」という方にはこれ以外の選択肢はありません。
制限として、使用できるのは最大8オーディオトラック、8MIDIトラックまでとなっています。トラック数の多い豪華なアレンジには向きませんが、弾き語りのレコーディングや、数トラックのシンプルな楽曲制作であれば、これほど信頼できるソフトはありません。
Pro Tools Intro
FL Studio Trial
- 海外で人気のDAW
- Hiphop、EDM系に強い
- ほぼすべての機能を試せる
海外のビートメイカー達に大人気のDAW「FL Studio」のフリーデモバージョンです。
デモバージョンではありますが、有料版と同じ機能を体験することが可能で、制限されているのは保存したファイルを開けないということです。
プロデューサーの中には、保存せずに一気に作り上げて書き出しまで行うという猛者もいるようなので、環境によっては最強のフリーDAWとも言えます。
FL Studio Trial
LMMS
- 高機能
- オープンソース
- ループ音楽が得意
LMMS (旧名: Linux Multi Media Studio) は非常に高機能なオープンソースソフトウェアのDAWです。2020年6月にアップデートが施され、2004年のリリース以降、修正や新機能が追加され続けています。
海外の人気DAW「FL Studio」と非常に似た作りとなっており、ソフトウェア・シンセサイザーを含め基本的な機能を持ったサンプラーが付属しているほか、外部VST、VSTiプラグインを利用した音楽制作をすることができます。
→EDMの作り方【DAWを使った打ち込み方法】
同じフレーズを繰り返し使用する、ハウスやテクノのようなミニマルミュージックの制作に最適です。
LMMS
まとめ
「15個もあると、どれがいいのか選べない…」という方のために、目的や環境に合わせた**「間違いない1本」**を厳選しました。自分のスタイルに近いものを選んでみてください。
- Windowsで一番人気の多機能ソフトを使いたい
- 👉 Cakewalk by BandLab
- (理由:かつての高級有料ソフトが無料化。ボカロ曲制作や歌ってみたにも最適です。)
- Macユーザーで、まずは一番簡単に始めたい
- 👉 GarageBand
- (理由:最初から入っていて操作が直感的。iPhone版との連携も強力です。)
- 将来的にプロのスタジオやエンジニアを目指したい
- 👉 Pro Tools Intro
- (理由:業界標準「Pro Tools」の無料版。プロと同じ操作体系を学べます。)
- EDMやヒップホップなど、打ち込みメインで作りたい
- 👉 Waveform 12 Free または FL Studio Trial
- (理由:ループ制作やシンセの扱いに長けており、海外のビートメイカーからも高評価です。)
- レコーディングの質にこだわり、アナログな質感が欲しい
- 👉 Universal Audio LUNA
- (理由:世界最高峰の録音機材メーカーが提供。音の太さ、ミックスのしやすさが別格です。)
- PCのスペックが低くてもサクサク動かしたい
- 👉 REAPER
- (理由:驚くほど動作が軽く、古いパソコンでも本格的な編集が可能です。)
どのソフトも作曲に必要な最低限の機能は備わっているので安心してください。もし機能面に満足いかない場合は無料のVSTプラグインを追加してみましょう。今回紹介した内容は基本的にはすべて無料なので、色々ダウンロードして実際に触ってみて、ある程度慣れたら有料版に移行するという流れがベターです。
筆者の経験と知り合いのクリエイターの方達を見ていると、初めに使った作曲ソフトを使い続けるという傾向が強いように感じます。扱いや操作感に慣れてくるとなかなか違うソフトに移行できないので、最初のソフトは自分に合うものをよく調べて慎重に選ぶことをおすすめします。
以上、【DTM】無料なのに高品質!フリー作曲ソフト(DAW)おすすめ15選でした。