
ギターの練習方法【効率的に上達する為にやるべき事】
今回はこれからギターを始める方へ向けて、練習方法についてお話します。
現在、このブログやYouTubeチャンネルを使ってギターレッスンの発信をしているので、多くの質問やメッセージを頂く機会が多いのですが、その中でも一番多いのが
「どんな練習をすればすぐに上手くなれるの?」ということです。
なるべく時間をかけずに、簡単な方法でプロみたいに上手くギターが弾けたら。と思う気持ちは凄く分かりますが、残念ながらすぐに上手くなれる練習方法というのは存在しません。

体を使う以上スポーツと同じで、繰り返し練習することで徐々に技術が磨かれていきます。
もし、できるだけ早く上達する方法があるとするなら、効率的に練習すること以外にありません。
逆をいえば無駄な練習をしない。ということです。
練習する内容、方法、時間、そして目指すべき目標の設定をして、日々のスケジュールに組み込むこみ、毎日の積み重ねが大切です。
どんな練習方法がいいの?

もちろんプレイヤーごとのやりたいジャンルやプレイスタイル、目指すべきアーティスト像によって変わりますが、基本的にはまずコード練習が非常に重要となります。
コードとは「和音」のことで、複数の音でメロディーを支える役割を持ち、伴奏やバッキングと呼ばれるポジションです。
バッキングギター攻略!伴奏に使える4つのコードボイシングの記事でも言いましたが、ギター人生における大半は伴奏、いわゆるコード演奏です。
華やかなリードやギターソロを練習したくなる気持ちは分かりますが、シンガーソングライターをやるにしても、バンドをやるにしても、9割以上はコード弾きで、ソロギターの割合は1割にも満たないです。
なので、まずはコード演奏を重点的に練習することが、ギタリストとしての総合力を上げることになります。
コードストローク練習

コード練習をするには、まずはギターコードを覚えるところから始めます。
CコードとかFコードとか呼ばれている音の集まりです。
→ギター初心者が覚えるべき5つのコード(優先順にご紹介)
教則本でもいいですが、コード一覧表は調べれば無料で入手できるので、節約のためにもネットやアプリを使った方がいいです。
「ギターコード」というアプリが無料で使いやすいと思います。
ギターを手に取って、コードを見ながら一個一個ジャラーンと音を鳴らすよりも、音楽に合わせて練習することでコード進行や、ダイアトニックコードの音感覚を同時に養えるので、自分の弾きたい曲(なるべく簡単な曲)と一緒に演奏してみましょう。
→【2020年版】ギターコードが簡単なヒットソングを集めてみました(初心者向け)
コードの効率的な練習方法

コード練習においての最も効果的な方法は、最初はゆっくりと演奏し、ミスをしないぐらいのスピードで練習して、徐々に原曲の速さに戻していく方法です。
コードチェンジの時にしっかりとあせらず綺麗な音が鳴らせるぐらいまでテンポを下げましょう。
ミスを連発するような速さで反復練習していると、ミスすることが当たり前になってしまって効率が悪いので、あまりオススメしません。
初心者泣かせのFコードが出てきますが、「瑛人 - 香水」のコード進行がサブドミナント→ドミナント→トニックという強進行のケーデンスになっているので、初心者の方の練習にも最適です。
実際にゆっくりなテンポから弾いてみましょう。
- 必ずメトロノームを使用して、50BPMぐらいから初めてみる。
- 右手の振りを一定にする(オルタネイトの動き)
- コードチェンジがスムーズにできるようになったら、メトロノームを5BPMずつぐらい上げます。
- 綺麗にコードチェンジができないスピードになったら5BPM戻してやり直す。
- コードのすべての音が綺麗に鳴っているかも意識する。
ギター練習をルーティーンに組み込む

先ほど紹介した内容は初歩的な練習方法ですが、もちろん1日で弾けるようにはなりません。
そこで重要なのが、毎日のギター練習のルーティーンを決めることです。
ギタースキルは1日サボると3日分後退してしまうとも言われているので、いかに毎日欠かさずに練習するかが重要になります。
最低30分でもいいので、なるべくギターに触れる時間を作ることで、練習で得た感覚を忘れてしまわないようにしましょう。
ルーティーンに関しては、なるべく特定の時間に練習するようにして、放課後、仕事終わり、朝起きてすぐ等、どこかの時間に決めてしまったほうが、予定を後回しにしてサボってしまうことを回避できます。
プロを目指している方は、さらに具体的な練習メニューを書き出して、目に見えるところに貼っておきましょう。
ハードな練習は始めは継続するのが苦痛に感じるかもしれませんが、1ヶ月ぐらい毎日続けていればギターを弾かないと落ち着かないぐらいの状態にまで持っていけるはずなので、なんとか気合で乗り切りましょう。
時間がない人の練習メニュー

毎日練習とはいうものの、実際にはそこまで時間を取れない方も多いのではないのかと思います。
そこで1時間で終わる効率的な練習メニューを提案します。
スマホでセクションごとにタイマーをセットして、集中して、何も考えずに弾くよりも指の動きを頭でしっかりと意識しながら練習すると効率が上がります。
0~10分 : スケール練習
スケールの練習を始めます。
耳のトレーニングと指を馴らすためにもスケールの上昇、下降フレーズは効果的です。
初心者の方はペンタトニック / ブルーススケールから習得するのがオススメです。なるべく音程を意識して、今どの音を弾いているのかを考えながら弾くと効果的です。
スケールの形を覚えても、忘れないように毎日練習することで自分の引き出しとして蓄えられていきます。
10~20分 : コード練習
続いてコード練習です。
毎日2~3個のコードを習得して、新しいコードは作曲のインスピレーションや楽曲に色付けするのに役立ちます。
コードを覚える良い方法はコード一覧表を開いて順番に覚えるよりも、キーを指定して、そのキーに含まれるダイアトニックコードを順番に覚えていくことです。
→ギター初心者が覚えるべき5つのコード(優先順にご紹介)
基本のトライアドコードをある程度覚えたら、実際に曲の中で使ってみたり、4和音コードにも挑戦してみましょう。
20~50分 : メインセクション
自分の目的に合わせて、その工程を進めます。
練習項目の中でもメインとなる部分で、ここはギタリストごとに練習内容は変わります。
例えば自分が弾きたい楽曲の練習を進めたり、シンガーソングライターを目指している方なら、引き続きコードバッキングの強化や、作曲方法を学んだりと目指すべきアーティスト像となる為のメインセクションです。
なるべく楽しんで取り組めることに大きく時間を費やすことが重要です。
50~60分 : 音楽理論を学ぶ
ギターに必要な音楽理論を学ぶことで、明日の練習がさらに効率的になります。
スケールとモード、代理コードや作曲に必要な基礎知識など様々な知識を学ぶことで、音の持つ役割が分かるようになるので、ギターを通じて音楽そのものに深い興味が芽生えます。
ギターの習得スピードも速くなり、ギターの練習がもっと楽しくなります。
まとめ
練習方法が分からない方は、まずはこれらを実践してみましょう。
今日はどんな曲、スケール、コードを練習したか。
演奏について、苦手な部分や気づきがあればスマホにメモしておきましょう。
冒頭にもいいましたが、すぐに上手くなれるような魔法の練習メニューは存在しないので、いかに練習を無駄なく効率的に取り組むかで他のギタリストと差が付きます。
今回の内容をクリアしたら自分でメニューを加えたり、自分にとって必要なスキルを重点的に練習してみてください。
以上、「ギターの練習方法【効率的に上達する為にやるべき事】」でした。
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